2018年02月10日

警察手帳の中身


今日はインターネットに載っていた内容で【警察手帳の中身】を要約して紹介致します。





『警察手帳』は警察官が身分を証明する道具。知ってるようで知らない代表と言える。



●実は手帳ではなかった『警察手帳』

手帳でありながら手帳としては意味がない。警察手帳に対する共通認識。常に持ち歩き、書いたものを見るのが手帳の主な使用法。ところが警察手帳は書き込む考慮がされていない。一応白紙のページ(恒久用紙)はあるものの、そこには「書くなと言われていた気もする」らしい。

警察官である証として、見せるのが警察手帳のほぼ唯一の役割。何かをメモする用途には、独立した記載用紙という紙束が用意され、書いたものを手帳に差し込めるようになっていたそう。



●実は変わっていた『警察手帳』

警察手帳は2002(平成14)年より『バッジ型警察手帳』に切り替わっている。身分証+エンブレムの機能に特化され、開かなければ使用できないデザインになった。

従来の警察手帳はチョコレート色革製。表紙には金の代紋と都道府県警察の名前。開いた最初のページは写真に割印、氏名、階級、所属庁、職員番号と、パスポートのようになっていた。

新デザインはアメリカ合衆国警察のバッジケースにならい、手帳機能を一切なくしたもの。折り返して胸ポケットからエンブレムを見せている私服刑事の姿を報道番組などで見かけた方もいるのでは。



●実はヒモつきだった『警察手帳』

警察手帳のデザインが変更されたのは、2000年前後に警察不祥事が続発していたためだと言う。デザインが変わり、ID用に特化したとはいえ、変わっていないこともある。

外側のチョコレート色革製部分に、シールを貼ったりデコレーションすることは禁じられている。それは、警察手帳が貸与されていて、それであるがゆえの鉄則が『なくさない』こと。

そのため、手帳の片隅には紛失防止紐ががあり、衣服につないでおく。このヒモは手帳をぐるぐる巻きにする長さがある。



●実は使われない『警察手帳』

万が一警察手帳を紛失すると、すぐに悪用されてしまう心配があるので、実際に使われている現場は、お目にかかる機会がない。

警察庁警察官であれば、中央官庁内なので、警察官としての身分を市民に証明する必要がない。地方警察であっても警視などの階級になり、外回りの必要がなくなると、貸与はされても保管庫に入れたまま、使用する機会がなくなる。

見てみたいような、見たくないような警察手帳。その魅力は、警察そのものの、わかっているようで、外側からはわからないシステムに由来するのだろう。





※なじみがあるようで無いような、警察手帳です。

知っているようで知らない代表選手とも、言えます。

一度、実物を、じっくり観てみたいように思います。

ありがとうございました。
  


Posted by makishing at 08:58Comments(2)