2018年08月05日
本のリスク
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【本のリスク】を紹介致します。
特別な読書法をレクチャーするセミナーをしたときにいただいた質問が興味深かったので、あなたにもシェアしたいと思います。
その質問とは
「問題は分かっている。
でも、その原因がわからないとき、本から探すのはいいのか?」
というもの。
通常の本の使い方とは、原因がわかっている。
だから、その原因の解決策が載った本を見つけ実践するというのが正しいやり方です。
でも、そもそも原因がわからないとき、本の解決策を見て、原因を探るのがいいか、という質問です。
結論から言うと、この方法はやめたほうがいいでしょう。
なぜならこのやり方だと、手軽な解決策、センセーショナルな解決策を採用しがちだから。
例えば、英語の話で考えてみましょう。
「英語がペラペラ」冠した本を読むと「聞き流せばしゃべれる」と書いてあったりするわけです。
一般書籍に流通する本は、対象客を広くとるために「これさえやれば!」みたいな、お気軽・簡単なメソッドが採用されがち。
結果、本を読むと、なんかできそうな気がする。
原因特定前に、こういうお手軽・簡単メソッドを見てしまうと…
どうしてもそういうものを採用したくなってしまいます。
結果、なかなか問題が解決しない、ということが起こります。
実際、Facebookで集客、ブログで無料集客、とかその手の本や教材で、いっぱい失敗してますよね?
これって解決策から採用してしまった、典型的な例です。
というわけで、解決策から原因を探すのはオススメできません。
※こうした本を読んで、その気になるのを、悪いと述べられているのではないと、思います。
様々な解釈があると思います。皆様は、どう思いましたか?
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
Posted by makishing at
09:52
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