2018年09月07日

ブラックサンダーは内村航平選手が火付け役!


今日は、(株)東大阪新聞社発行の『東大阪』8月15日より〔大転換の時代 つねに活路あり〕から【ブラックサンダーは内村航平選手が火付け役!】を記事の一部分、紹介致します。





有楽製菓株式会社
代表取締役会長 河合判治さん



2008年、北京オリンピックが始まる直前、日本代表の内村航平選手がスポーツ新聞のインタビューで「好きな食べ物は?」の問いに、「チョコレートが大好きです。その中でもブラックサンダーが大好きです」と答えてくれた。

それが新聞に掲載され、その記事を読んだ他の新聞社から問い合わせが殺到した。

「内村航平選手がブラックサンダーと言っているが、ブラックサンダーとは何ですか?」

「あなたはブラックサンダー知らないんですか?ところでその内村航平って誰ですか?」

その時、新聞記者がブラックサンダーを知らないのと同じように、河合さんは内村航平選手のことを知らなかった。

日本代表の体操選手の合宿場にブラックサンダーを大量に送った。

内村選手は銀メダルを獲って北京から凱旋した。その年は各地から問い合わせがあり、有楽製菓はブラックサンダーをひたすら作り続けた。その年、既に1億2000万個を製造し、ブラックサンダーは空前の大ヒット商品となった。

2012年のロンドン五輪では内村航平選手は金メダルを獲得した。表彰式の際、ブーケを観客席にいる母親に投げると、内村選手の母は息子に向けてブラックサンダーを投げ返した。その映像が全世界に流れた。スポンサーでもない企業の商品がテレビに映ることはご法度なので、あとで大問題になったようなのだが、ブラックサンダーの売上は順調に伸び続け、河合さんが社長に就任した当時の2.5倍まで伸びていた。





※この話の時、実際この場所に居ました。

この辺りの話は、ブラックサンダー大ヒットのきっかけで、特に興味を持って、楽しく聴いていました。

何がきっかけで、ブレイクするか、わかりませんね。

全ての会社、全ての人が、ある日突然、成功の階段をかけ上がる可能性を秘めた、SNSが存在する現代社会である事を、楽しんでいきましょう。
  


Posted by makishing at 07:12Comments(2)