2018年09月30日

バファローズを背負うセットアッパー


今日は、京セラドームに野球観戦に行った時に頂いた『2018年オリックスバファローズ オフィシャルマガジン vol.10』より【バファローズを背負うセットアッパー】を要約(一部削除)して紹介致します。





8月17日、バファローズのセットアッパーは20歳になった。“スーパー19歳”が年齢をひとつ重ねたというだけで、彼の凄さは何ひとつ変わらない。むしろ、プロ入りから初勝利、さらにはセットアッパーとしての定着、オールスター出場という“激動”“劇的”な19歳を経て、20歳の由伸がさらに凄みを増してくれるのではないかと期待は膨らむばかりである。

今季、魔球・カットボールを携えて、若者はプロの並み居るつわもの相手に、敢然と立ち向かった。魔球というのはいささか、乱暴かつ安易な形容ではあるが、彼のミールピッチ(決め球)を初めて見た打者が一様に抱いた感想であったはずだ。140?/h台の高速カッターは、埼玉西武ライオンズの主砲・山川穂高をして「あんな球は打てない!」と言わしめた。

彼が背負うべきものはこのチームそのもの。山本由伸を筆頭に、山崎や榊原らも含めた“ゴールデンエイジ”が近い将来、バファローズ投手陣の屋台骨を支えている姿を想像するのは難しくない。「いつかは先発もやりたい!」の思いを抱きながらも、20歳の“43”番は、“一所懸命”の精神を持って、今日も8回のマウンドに向かう!



*プロフィール
山本由伸(やまもと・よしのぶ)
1998年8月17日(20歳)/岡山県出身/177?・80?/右投右打/2年目/都城高→オリックス(ドラフト4位・17〜)





※山本由伸投手は、パ・リーグである事と、関西に所縁がなかった為か、これまであまり知りませんでした。

先発とクローザーの間の架け橋の役目をするセットアッパーは、近年のプロ野球が先発完投型から変化している台所事情から観て、重要な任務に値します。

これからの山本由伸投手に、注目していきたいと思います。
  


Posted by makishing at 11:47Comments(2)