2019年06月09日

お金持ちが「お金より大切にしていること」とは?


今日は、菅原圭氏著の書籍『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』(河出書房新社)の〔はじめに〕から【お金持ちが「お金より大切にしていること」とは?】を、要約し、主要部分を抜粋し、紹介致します。





私はなぜか、お金持ちの知り合いが多い。

起業し、成功した人を取材し、ビジネスを拡大してきた軌跡や成功の秘訣を聞き出し、まとめるという仕事を多くしてきたことからなのだが、仕事が終わった後も長くお付き合いを続けていただく方が、少なくない。

これまで長くお付き合いを続けてきた成功者たちは、その後も順調にビジネスを伸ばし、さらにお金持ちになっている。中には荒波のような経済変動に巻き込まれて破綻した人もいるが、しばらくすると、再び盛り返し、以前にも増してお金持ちになっている。

彼らに共通しているのは、お金にキビシイという以上に、人としてきちんとしていて、振る舞いや生活態度などにゆるみやだらしないところが見えないことだ。

お金持ちだから上等なものを身に着けていたり使っていたりするが、それらをとても大事にしている。同時に、それほど高いものでなくても、その態度は変わらない。

何百万もするモンブランを、とても丁寧に、長い年月、いつくしむように使っている。だか、ホテルの備え付けのボールペンを使う時も、決して粗末に扱うことはしないのだ。

こうした行き届いた心遣いはモノに対してだけでなく、人に対する時も変わらない。高名な人や社会的地位の高い人に対する態度も、ホテルのスタッフなどに対する態度も変わりなく、見ていても清々しく、気持ちがいい。

こうした経験を重ねてきた私は、いまでは、お金にはある種の“精神性”があり、高い精神性を保持している人と相性がいいという考えをもつようになっている。お金持ちになりたいなら、まず、人としてきちんと生きていくようにしよう。私がそう思うのは、こうしてきたことを見てきた結果だ。





※また、新しい本と、出逢いました。

本文に入る前の、導入として書かれていた文章です。

お金も含めた、全ての現存するモノは、生き物だと思います。

だったら大切にし、慈しむ心を持って扱う事が肝要ですよね。
  


Posted by makishing at 12:45Comments(0)