2020年02月08日

「相手にはその経験がないかもしれない」


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【「相手にはその経験がないかもしれない」】を紹介致します。





【「相手にはその経験がないかもしれない」】



なぜか思い出した、10年以上前にアメリカを旅行したときの話。


グランドキャニオンのホテルで、「donation?」って聞かれたんです。


「pardon me?」

「donation?」

「pardon me?」

「do-na-tion?」


みたいなやり取りを繰り返した後、「グランドキャニオンの保全のために宿泊者に1ドルずつ寄付をお願いしている」って。説明してくれました。


donationって、あまり耳にしたことのない単語。

それまで、ホテルのフロントでは聞いたことがなかった単語。


経験したことがなかったから、想像もできませんでした。

単語の聞き取りすらできませんでした。

僕はそんな状態。


フロントの方にとっては、どんな状態だったでしょうね?


「言葉の通じにくい外国人」
「でも、グランドキャニオンの状況を理解してもらいたい」

だから、丁寧に説明をしよう。

かな?


結果として、僕は話を理解できて、気持ちよく寄付することができました。


この経験が基になったってわけではありませんが、話が通じないとき、理解してもらえないときは、自分と相手との経験の違いなんだろうと思います。

その差を埋める努力は、理解してもらいたい側がすべきなんでしょうね。


僕も、話をするときに気を付けています。





※言葉が通じない人じゃない場合でも、このような事は、起こると思います。

『相手は知ってて、当たり前』というのは、外して丁寧に、話したいと思います。  


Posted by makishing at 08:45Comments(0)