2020年11月05日

「過去のトレンドに期待値を入れるな!」


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【「過去のトレンドに期待値を入れるな!」】を紹介致します。

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何かを予想する時は、どうしてもそこに期待値を込めてしまいがちですが、これは要注意です。


【「過去のトレンドに期待値を入れるな!」】


こんにちは。今回は「過去のトレンドに期待値を入れるな!」という話題です。
ある企業の経営幹部。 今、頭を抱えて悩んでいます。
「何十年も維持してきたこのビジネス、 ここ数年、毎年のように売上が5~6%ずつ下がり続けている。」
「今期はなんとか損益分岐点のプラマイゼロで止まった。
来期はなんとかして赤字に転落しないようにしなければ!」

もしも今、仮に あなたがこんな状況に追い込まれたとしたら先ず、どこから手をつけますか?
既存ビジネスの売上を上げることに注力しますか?
新規ビジネスの立ち上げに注力しますか?

アメリカ系企業に長く在籍していた私は、残念ですが、この下降トレンドがこれからも続くと考えます。

手を打つとするならば、入るものを増やすか、出ていくものを押さえるかしかありません。
最初にすることは、黒字になるために支出を見直します。

特に固定費を見直します。
固定費は何があっても必要な経費なので、毎月必ず出ていくものです。

・これをもっと少なくできないか、
・抱き合わせてまとめて安くすることはできないか、
・別の形に置き換えて、失くしてしまうことはできないか。

こんなことを考えてみます。

当たり前のように思えてやっていない固定費の見直し。
放っておくと、ローブローのように、次第に経営を圧迫してくる、怖い存在になってしまいます。

そして次に売上、利益を増加させる戦略に入ります。

・単価を上げるのか、
・材料などの原価を下げるのか、
・売る数を増やすのか
・取引先を増やすのか。

更には、

・もっと先を見据えた戦略を考えることも必要です。
・将来のために、今のうちに打てる手はないかを考えることも重要です。

過去の下降トレンドはそのまま続くと考えましょう。
そして上昇トレンドは今期で終わると考えましょう。

この前提で、来期のビジネスの進め方を練ります。





※商品・サービスに、季節性や流行り廃れがどうしても出てくる場合、下降し出したのを止めるのに、相当頭を痛めると思います。

かつて売れていた商材が、売れなくなり始めたり、従来型の手法が、時代的に通用しなくなったりする場合もあります。

状況を把握し、時代の潮目を観て、行動していきたいと思います。

本日も、ありがとうございました。  


Posted by makishing at 08:17Comments(0)