2020年12月09日

本当の友人


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【本当の友人】を紹介致します。

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【本当の友人】


致知出版のメルマガから。幕末の志士・橋本佐内の『啓発録』から。

今回は付き合う人について。本当の友人というテーマです。

では、『啓発録』からの抜粋をどうぞ。



【本当の友人は、ときにあなたの気にさわる人物となる】


友を選ぶ道というのは、案外と難しい。

というのも、ときに益になる友というのは、とかく気にさわり、おもしろくない人間にも見えてしまうのだ。
逆に損になる友のほうが、気楽に見えたりする。
このことを、あなたはよく知っておくべきだろう。

どうして益になる友が気にさわるかといえば、相手は「自分が不足しているもの」を持っている存在だからだ。
だからこそ、ときに対立するのだが、逆にいえば「あなたに欠けているものを補ってくれる存在」になる。

「争い合える友がいれば、目標を見失った人間でも、名声を失うことはない」
そういったのは、孔子。
『孝経』にある言葉だ。
つまり、意見の違いから、ときどき争うくらいの友のほうが、本当は「益になる友」なのだ。
自分に間違いがあれば、遠慮なく「間違っている」と知らせ、規律をもって正しい道を示してくれる。
そんな友のほうが、あなたが気づかなかった欠点は修正され、人生を補ってくれる存在になるとは思わないだろうか?

益になる友のうるさい意見を、あなたは嫌うかもしれない。
けれども、それでは古の天子や諸侯が、忠義をもって諌めようとする家臣の言葉を疎んじ、ついには処罰してしまったのと同じことだ。
最後には自ら災厄を招き、滅亡していってしまう。

では、益になる友を、どのように見分けたらいいのか?
その人が正直で剛直であること。
誠実で、温かい心の持ち主であること。
豪壮で、英知を持った人物であること。
行動が速く、決断力を持っていること。
小さなことにこだわらず、寛大な心を持っていること。
この五つではないかと、私は思う。

これらの素養をすべて持っていたとすると、相手はどうしても「気楽につき合える人」ではなくなってしまうのだ。
とくに世間にいるような俗人であれば、面倒くさがって距離を置いてしまうかもしれない。
逆に「損になる友」だと、物腰は柔らかく、媚びへつらうこともでき、人に迎合してうまく話を合わせたりする。
軽々しく、口は達者で、いい加減ではあるが、お調子者で人に好かれやすい。
だから他人からはつき合いやすく見え、世間にいる器の小さい人たちには人気者になってしまうことが多い。
しかし、そういう人は信頼できる友にはならないのだ。

あなたが将来において大成したいなら、こういう人物を真の友とは考えないことだ。
あなたが選ぶべき人間は、必ず別にいる!





※如何でしたでしょうか!?

『益になる人間』の五つ全てを備えられるよう、精進します。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。  


Posted by makishing at 08:22Comments(0)