2020年12月23日

どんな筆圧でも折れないシャーペン 


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【どんな筆圧でも折れないシャーペン】を紹介致します。

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【どんな筆圧でも折れないシャーペン】


筆記具の代表的なものと言えば、
・鉛筆
・シャーペン
・ボールペン
・万年筆
などがありますが、機能的な進化を続けているものはシャーペンではないでしょうか。

近年、機能的なシャーペンが注目されていますが、今日は、その中の1つの商品を紹介したい、と思います。

その商品とは、ゼブラの「デルガード」というシャーペンです。

デルガードは、芯が折れないシャーペンとして注目されています。

ゼブラは、従来、ボールペンやマーカー類で高いシェアを誇っていましたが、シャーペンでは伸び悩んでいました。

様々な種類のシャーペンが発売され、市場が盛り上がりを見せる中、同社も付加価値の高い商品を出したい、と考えました。

新商品の開発にあたり、シャーペンをよく使用する中高生を中心に市場調査を行いました。

調査の結果、「シャープ芯が折れたり詰まったりすると、筆記を中断され、集中力が途切れる」というようにシャーペンに対する不満が聞こえてきました。

また、ユーザーの行動観察をしたところ、「ペンを持つ角度や筆圧は人それぞれで、使用状況によっても変わる」ということも分かりました。

これに対し、新たに考えたのは、「筆圧や書く角度に合わせて芯をガードする構造」です。

どれだけ力を込めても折れないように2つの内部構造に特徴を持たせました。

1つ目は、強い筆圧が垂直に加わると、軸に内蔵のスプリングが芯を上方向に逃して保護するという構造です。

2つ目は、斜めに加わると、先端の金属部品が下りてきて芯を包み込んでカバーするという構造です。

※このガード構造の作用は、同商品サイトの図面や動画を見て頂くとイメージして頂きやすいと思います。

<デルガードの商品サイト>
https://www.zebra.co.jp/pro/del_guard/

試行錯誤の末、完成した商品の機能の特徴を端的に伝えるため、「もう、折れない。」というキャッチコピーをつけました。

実証動画をユーチューブで公開したり、専用什器も用意してプロモーションに力を入れて、2014年に発売開始。

当初は、中高生をメインのターゲットにしていましたが、蓋を明けるとビジネスマンなどにも広がりをみせたヒット商品となりました。

付加価値を付けるために、今までの機能をさらに深堀りしていくという観点では学べることが多い商品ではないかと思います。





※毎日シャープペンシルを使う私としては、折れるのと、それ以上に、中で詰まって、折れ芯を除去するのに一苦労することが、少なくないです。

ゼブラの『デルガード』に、一度出逢いにいきたいと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。  


Posted by makishing at 07:52Comments(0)