2021年01月15日

苗字の謎


今日は、たまたま古本を見に行って出逢った本〈日本の苗字おもしろ事典〉(著者:丹羽基二氏、発行所:株式会社明治書院)の『はじめに』の中の抜粋で【苗字の謎】として紹介致します。

〔★緊急!コロナウィルス対策、業績向上支援無料個別相談、実施中(詳しくは、2/4/28のブログにてご確認ください)★〕





苗字は「苗字」と書くのが本当か、「名字」がいいのかも分からない。文部科学省では「名字」のほうの書き方を正しいとしているが、法務省では「氏」を法律用語として採用している。

「名字」という表記は中世の用法に適しており、「氏」は古代のウヂに間違われる。だから、江戸時代以来、「苗字」が用いられるようになった。

わたしたちの使っている姓氏は、分からない点が多い。しかし、調べてみると、面白い。昔についてが分かり、一族の歴史も分かる。短い、二字三字の中に、祖先の心が集約されている。

わたしが調査したところでは、日本の苗字は約30万ほどある。日本の文字表現で、こんなにカンタンで、こんなに重要な文献はない。しかも、人の体にしみついて生きている。

中には、読み方も書き方も不明のむずかしい苗字がある。これを面白がってクイズの対象にしたりする。だが、これらは、一種の秘宝のようなもので、謎が解けたら大変なことになる。





※また、面白い本と出逢いました。

『昔が分かり、一族の歴史も分かり、祖先の心が集約されている』のが、苗字なのですね!

これから、読み進めていく上で、楽しみです。

この内容も、シリーズにしたいと、思っています。お楽しみに。

  


Posted by makishing at 07:50Comments(0)