2021年01月20日

伸びる人の条件


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【伸びる人の条件】を紹介致します。

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【伸びる人の条件】


致知出版編集長藤尾氏の『人生の大則』から。
うまくいく人の条件。
いろんなことが納得の内容で書かれていますが、ポイントは各人の心の持ち様です。



それぞれの世界でそれぞれの一道を切り拓いてこられた方々の話は多岐にわたり、実に魅力に富んでいたが、その人たちが共通して言われることがあった。

伸びる人の条件である。
「どういう人が伸びますか」という質問に、職業のジャンルを越え、その道の頂点を極めた人たちが一様に答えたのは、
「素直な人が伸びる」
というシンプルな言葉だった。
即ち、素直な人でなければ運命を伸ばすことはできないということである。

『生き方の流儀』(致知出版)という本がある。
上智大学名誉教授の渡部昇一氏と日本将棋連盟会長の米長邦雄氏が、それぞれの道を通じて得た人生の極意を存分に語り合った好著である。

その出版記念会の席でお二人が語られた運についての言葉が鮮烈に残っている。
渡部氏は運命を高めるための心得として、幸田露伴の説いた「惜福」を挙げた。

自分に舞い込んできた福を使い切ってしまわず一部をとっておく。
そういう心掛けの人に幸運の女神は微笑む、ということである。
露伴はこの「惜福」とともに、「分福」(自分の福を分け与える)、「植福」(福を新たに植える)を運命発展の三要諦と説いている。

厳しい勝負の世界を戦い抜いてこられた米長氏は、運命を伸ばす核に心のあり方を置いているのが印象的だった。

米長氏は言われた。
「ねたむ、そねむ、ひがむ、うらむ、にくむ。そういう気持ちを持っている人に運はついてこない」
それぞれの道を極めた人の言葉は、心を高め、運命を伸ばす妙諦を簡潔に衝いて示唆に富む。

京セラ創業者の稲盛和夫氏が一貫して説いてこられたのも、「心を高めない限り、経営は伸びない」ということである。

その哲学は「才能を私物化してはならない」という一語に顕著である。
才能は天から与えられたものだから公のために使うべきで、私のために使ってはならないというのである。
稲盛哲学の真骨頂である。
心をその高みに置くことで、氏は今日の偉業を果たしたのだ。

それ境は心に随って変ず心の垢るるときは即ち境濁る(『性霊集』巻第二)環境・運命は心に随って変わる。心が垢れれば、環境・運命も濁る。
弘法大師もそう言っている。

心のありようがいかに大きな人生の差異となるか。
そのことを肝に銘じ、自らの心を高め、運命を伸ばしたいものである。





※素晴らしい言葉の数々です。

頂点を極めた方々が言われる言葉には、真実と本質があります。

〖惜福・分福・植福〗は、心の中に携えておきます。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。  


Posted by makishing at 07:10Comments(0)