2021年02月12日

優れた人材を得るための4つの条件


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【優れた人材を得るための4つの条件】を紹介致します。

〔★緊急!コロナウィルス対策、業績向上支援無料個別相談、実施中(詳しくは、2/4/28のブログにてご確認ください)★〕





【優れた人材を得るための4つの条件】


致知出版のメルマガから。

幕末の志士・橋本佐内の『啓発録』から。
橋本左内は幕末に生まれ、二十六歳にして「安政の大獄」により、幕府に処刑されます。
短い人生の中で彼が影響を与えた人物には、ほぼ同時期に処刑された吉田松陰のほか西郷隆盛など幕末の英雄たちがずらりと並びます。
その左内の代表作が『啓発録』。16歳のときに自らの大志を忘れぬように残し、それを若い武士たちに向けて発信した書物ということです。

では、『啓発録』からの抜粋をどうぞ。




【優れた人材を得るための4つの条件】


教育によって人材を育成するということは、非常に重要なテーマであり、それだけに非常に難しい問題でもあります。
どうしてかといえば、優れた人材を得るには、たいてい4つの条件が必要になるのです。
では、4つの条件とは、どういうものなのでしょう?

第一に、人材をよく知ることです。
すなわち、その相手の長所をよく知り、欠点をその場で見破ることに努めなければなりません。

第二に、人材を養うことです。
人材の特徴を見抜いたならば、まず長所をより伸ばすような教育をしていきます。
そのうえで教育にとって害になるものや、困難な問題を取り除いてあげます。
その環境を整えたうえで、その者が抱えている反抗心や迷いなど、心の問題を取り除いてあげるための術を凝らすのです。
そうすれば、やがて彼らは「志」と呼べるものを見つけていくでしょう。

第三に、人材を完成させることです。
養うことができたなら、今度は彼らに武芸を教え、学問を植え付け、正道を歩むように導いていきます。
実際に現場での実力を試し、そのうえでさらに技術を熟練させ、即戦力として使える人材にまで、私たちが人材を支え、完成させてあげるのです。

第四に、人材を活用することです。
育てた人材はすでに即戦力になるのですから、その者が長く用いられず、くさってしまうようなことがないよう、ただちに相応しい部署に推薦して、しかるべき任務を任せなければなりません。

この四つの条件をきちんと実行しなければ、優れた人材はなかなか確保できないのです。
まずは教育に携わる者が、このプロセスを普段から意識していなければならないでしょう。





※如何でしたでしょうか!?

現代の人材採用・育成にも、ド真ん中に通じる内容です。

見方の角度を少し変えると、新しくお客様になって頂く為のノウハウも、これだと私は思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。  


Posted by makishing at 08:50Comments(0)