2021年06月21日

堀場製作所『技術に頑固、世界席巻』


今日は、読売新聞6月5日(土)関西経済面より【堀場製作所『技術に頑固、世界席巻』】を紹介致します。

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2021年3月期決算では京都企業の好調さが目立った。島津製作所、日本電産、任天堂、村田製作所など売上高や最終利益で過去最高を更新した企業が相次いだ。こうした強さの原動力について、堀場厚氏(会長兼グループCEO)は「ほんまもん」へのこだわりだと明快に解説してくれた。

高い競争力を維持する裏側には勝負する領域を絞り込み、長期的な視点で磨き上げ続ける一種の頑固さがある。堀場製作所は創業期を支えたpHメーターに代表される企業向け計測機器を今も中核に据える。むやみに事業を広げない姿勢は、徹底している。19年には、他社に先駆けて開発したドライブレコーダー事業から撤退した。あおり運転や高齢ドライバーの事故が社会問題化する中で商機に思えるが、参入企業が増え、技術が陳腐化すると判断したという。経営環境に合わせた柔軟さも強みの一つだと感じた。

堀場製作所は売上高の7割を海外向けが占める。東京一極集中が進む中、拠点を創業地の京都から移すことなく、独自技術や製品の力で世界市場を相手に存在感を発揮している京都企業の経営戦略は、日本の産業界にも多くの示唆を与えてくれる。





※〖勝負する領域を絞り込み、長期的視点で磨き上げ続ける頑固さ〗が業績向上のヒントだと思います。

仕事から暮らしまで、環境が激変する中、頑固さを発揮していきたいと思います。
  


Posted by makishing at 07:01Comments(0)