”真実一路”の牧野眞一です！！

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【スポーツとカステラ】を紹介致します。

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【スポーツとカステラ】


テレビ東京のワールドビジネスサテライト（WBS）の「トレンドたまご」から。

スポーツカステラということで、カステラの老舗文明堂東京が開発したものです。

スポーツにカステラと言うと全くミスマッチのような感じがします。
スポーツ中に栄養補給ができるというものとして紹介されていましたが、どんなものかというと、カステラをスティック状にしたものです。

取材キャスターは運動した後に、個別包装されたカステラを取り出して食べていました。
口の中の水分減らさないため、カステラ自体をギュッと圧縮し、しっとり感を出したものに仕上げている。なので飲み物がなくても食べられるとのこと。

原材料は普通のカステラと変わらない。1本あたり150キロカロリー。おにぎり1個分と同じ。食物繊維が少ないので消化吸収が早い。
開発理由はやはりコロナ。
空港、駅など人の移動が伴うところで購入する客が少なくなってきている。

コロナの影響で贈答品用需要が減少してきた現実に対応せざるを得なくなった。
贈答用がメインの商品を自分で利用する付加価値を付けたものに作り上げる必要があった。
個別包装でバー状になっているので持ち運びもでき、仕事の休憩中にちょっと食べることも可能。
カステラという本家本元はずらさずに、ちょっと商品に加工、手を加えて新たな分野を開拓。

コロナと言う状況がなければ開発されなかったものかもしれませんし、将来開発されたかもしれませんが、もっと時間がかかったかもしれません。
イメージではカロリーメイトのようなものですが、同じカテゴリーに入っていくと美味しさでは軍配はこちらに上がるのではないかと思って面白く見ていました。

あとは、どうやって消費者にリーチしていくかですね。
コロナ禍で、いろんな発想、開発に迫られています。
既存の概念をベースに発想の転換、視点を変えて見て、消費者が求めるものを考えていくと、新常態に合った新しい商品がまだまだ出てきそうです。





※この不測の事態が産んだ、新しい商品です。

まさに『必要は発明の母』です。文明堂さん、素晴らしいです。

大いに参考に出来る内容です。ありがとうございました。