2022年01月13日

ブタの心臓、人に移植


今日は、読売新聞令和4年1月12日(水)社会面より【ブタの心臓、人に移植】を要約して紹介致します。

〔★緊急!コロナウィルス対策、業績向上支援無料個別相談、実施中(詳しくは、2/4/28のブログにてご確認ください)★〕





米メリーランド大は(1月)10日、遺伝子改変によって拒絶反応が起きにくくしたブタの心臓を、重い心臓病の男性患者(57)に移植したと発表した。ブタの心臓の人への移植は世界初という。医療チームは「臓器不足の危機の解決に一歩近づいた」と説明している。

患者の命に危険が迫る中、他の手段がない場合の特別な措置として、米食品医薬品局(FDA)が今回の移植を緊急許可した。

ブタは臓器の大きさや機能が人間と近いが、そのまま移植すれば免疫による強い拒絶反応が起きる。医療チームは、関連する遺伝子を計10か所改変したブタの心臓を使った。

手術は8時間に及んだ。男性の健康状態に問題はないが、今後慎重に観察していく。米国内で臓器移植を待っている患者は11万人に上り、毎年六千人以上が手術を受けられずに亡くなっている。





※画期的なニュースです。

移植を受けた男性は、死ぬか生きるかの中、この移植は最後の選択だったと言っていたそうです。

移植医療の技術は、免疫による拒絶反応を完全に抑えることが、今後の課題らしいです。

こうした医療技術の発展が進み、沢山の命が救われることを、とても期待しております。
  


Posted by makishing at 07:52Comments(0)