2022年01月28日

ライセンス料を上手く投資して次の研究開発に繋げる企業 


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【ライセンス料を上手く投資して次の研究開発に繋げる企業】を紹介致します。

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【ライセンス料を上手く投資して次の研究開発に繋げる企業】


現在、日本では、毎年約30万件の特許出願が出されていますが、その多くは大企業によるものです。

特許権を取得する利点の1つにライセンス料を得ることがありますが、そう簡単ではありません。

例えば、A社が液晶テレビに関する特許権を約100件所有しているとします。

A社のライバルであるB社も液晶テレビの特許権を約100件持っていることが多いです。

A社とB社は、それぞれ液晶テレビを製造販売しているため、自社の液晶テレビがお互い他社の特許権を侵害する可能性があります。

このような事情があるため、ライバル企業同士の争いで一方だけがライセンス収入を得ることは難しい場合が多いという背景があります。

しかしながら、ライセンス料を上手く稼いで次の開発に繋げている企業がありますので、その企業を
紹介したいと思います。

神奈川県厚木市に株式会社半導体エネルギー研究所という会社があります。

同社は、資本金43億円、従業員数700名と比較的規模が大きいにもかかわらず、製造部門を持たず、「研究開発と特許取得」に特化しています。

同社の社長である山崎氏は、特許取得件数6314件でギネスブックに世界一として登録された発明王です。

同社のような製造部門を持たないビジネスモデルの場合、他社の特許権を侵害するおそれはありませんので、ライセンス料を得やすいという利点があります。

同社は、世の中のニーズを先取りしたテーマを探し、徹底的に研究開発を行い新しい原理を見つけ、問題を解決するための技術を発明します。

同時に、特許を取得し発明を守り、自らの技術・発明を世界中に認めてもらい、量産に活用されることで産業の発展に貢献し、利益を得ます。

その利益は次なる研究開発に再投資するという好循環のビジネスモデルを構築されています。

同社は、発明を「種蒔き」、特許取得を「育成」、量産への活用を「結実」、産業の発展に貢献し利益を得ることを「収穫」、次なる研究開発への再投資を「新たな種蒔き」と例えています。

このように特許権を活用した農耕型のビジネスモデルは、特に、研究開発型のベンチャー企業にとっては参考になるモデルとなるのではないでしょうか。





※このような形で、世の中に貢献している企業があるのですね。

様々な、貢献があると思います。

私も微力ながら、頑張っていきます。  


Posted by makishing at 06:14Comments(0)