2009年11月16日

“商人”に関する諺



今日は、『ことわざハンドブック』からです。




【商人と屏風は直ぐには立たぬ】


意味:屏風はいくつかに折り曲げないと立たないように、商い上手になるには自分の感情を押さえ、正直一方でない駆け引きが必要である。世帯気質の『商人と屏風は直ぐには立たぬという諺は邪の心を持てといふ世話にはあらず』から出た言葉。<商人と屏風は曲がらねば立たぬ><商人と屏風はゆがまねば立たず>ともいい、対語には<正直の頭に神宿る><正直は一生の宝>がある。




【商人の元値】


意味:「この品物は元値を切ってます」なんて商人はすすめるが、果たして本音かどうかわからない、と言うこと。<商人の空値>とも言う。




【商人は損していつか倉が建つ】


意味:もうからない、もうからないとぼやきながら、そのくせ倉が建って財産をつくっている。これが商人の本性だと言うこと。






※“商人”と言う言葉の諺を3つ紹介致しましたが、あまりにも悲しい内容ばかりです。商売する人って、こんなふうに思われてるのでしょうか?!・・・・そんな事、無いですよね。



この記事へのコメント
お世話になります。

確かに悲しいないようですね。

ただ、営業職につくまでの私は、おおむね諺どおりの認識でした。

世間一般がそういう認識であればあるほど、誠心誠意で尽くす営業マンはキラリと光って見えるのではないでしょうか。

そう思いたいです。

ところで、「商人と屏風はすぐには立たぬ」の対語はなんでしょう?
Posted by 徳永 光之 at 2009年11月16日 11:15
徳永光之様

訪問、ありがとうございます。

世間一般と、実際とのズレは、相当なモノなのかな・・・と、思ってしまいます。

しかしながら、結局、営業していない人の方が、多いのですから、仕方ないと言ってしまえば、それまでなのか・・・とも、感じます。

頑張って、営業職のイメージアップにも、貢献してまいります。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年11月16日 12:00
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