2010年07月05日

前向きでない学生たち?!




6月26日の読売新聞から『今日のノート』で、テーマ「前向きのほうがいい」(一部削除)です。




宝くじを買うとき、連番ではなくバラで購入してしまう。自由に数字を選ぶ数字選択式宝くじのファンも多いことだろう。

当たり番号は、自分ではどうにもならないのに、関与することによって当たりそうな気がするものだ。心理学ではこれをコントロールの錯覚とか幻想と呼んでいる。

ある大学の教員を訪ねると、「こんな錯覚が今の学生には必要なのかもしれない」と話す。というのは、うまくいかないことが続くと、「無理だ」「この程度でいいや」とあきらめ、物事に挑戦する意欲を失う学生が多いからだという。

錯覚状態だと、宝くじに当たれば「自分が選んだから」、はずれたら「運がなかっただけ」。学業成績が悪くても「たまたま」などと都合のよいように考える。

いいかげんでもあるのだが、教員は「ある意味ではプラス思考なので、落ち込むよりはいい」のだという。確かに、何かあったとき、少しでも前向きに考えた方がいい。






※このような文章が載っていたわけですが、そんなに今の若者は、後ろ向きな感じでしょうか?!みんなが全てそうと、言うわけじゃないと、私は思います。



Posted by makishing at 06:02│Comments(4)
この記事へのコメント
ばか程ポジティブ。

自分のことを自分で称した時に(たまに)使います。

特に意識して前向きにしている訳ではありませんが、悔やんでもしょうがないないことでウジウジ考えても何の進展も解決も無いから、と、ロジカルに考えての行動です。

読売新聞の論調はそんな理論を全てすっ飛ばして、痛ければモルヒネでごまかしている方がのたうちまわって痛みの根元を治すよりもいい。
と、言っているように聞こえます。
甘やかすにも程があると思います。

前向きなのは良いですが現実から目を逸らしてしまうとただの現実逃避ではないでしょうか。

そこは若者達に教えてあげなければ、と、思いました。
Posted by すみれぱぱ at 2010年07月05日 09:21
おはようございます。

今の学生たちが
前向きでないこと。

ことなかれ主義の教育。

また、過保護な親。

幼少期の喧嘩を否定する学校。

私は、その辺りに
起因しているんじゃないかな?と

そう、思います。
Posted by すーみんです。 at 2010年07月05日 09:22
すみれパパ様

訪問、ありがとうございます。『ばか程ポジティブ』・・・私も同じグループなような気がしております。

「痛ければモルヒネでごまかしている方がのたうちまわって痛みの根元を治すよりもいい」・・・表現が違うだけで、中身はこの記事と一緒ですね。

現実逃避ではない、しっかりした考え方を、若者達に教えていかねばならないですね。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2010年07月05日 13:40
すーみん様

訪問、ありがとうございます。

教育現場の実態、過保護な親、幼少期の喧嘩を否定する学校。その通りですね。親と先生が、真剣に向き合う必要性を感じます。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2010年07月05日 13:43
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