2011年04月12日

相手の顔がほころぶフレーズ!




今日は、『できる大人のモノの言い方「ほめ言葉」の秘密』(話題の達人倶楽部編、青春出版社)より、紹介です。




◎思わず相手の顔がほころぶ定番フレーズ




☆ご高名はかねがねうかがっております・・・初対面の人に「お噂はかねがねうかがっておりますと言うと「悪い噂じゃないの」と混ぜ返す人がいる。そこで、相手を確実に持ち上げられる定番フレーズは、「ご高名はかねがねうかがっております」。「高名」とは、評判が良いことや有名なこと。こう言われて、悪い気がする人はいない。


☆お時間を割いていただいただけでも光栄です・・・人と会ったときには、たとえ成果がなくても、自然と言えるようになりたいフレーズ。たとえば飛び込み営業では、会ってくれる人自体が少ないし、会ってもらっても、成果は上がらないことが多い。ただ、相手も「断るのは悪いな」と思っていることもあるので、そんなとき、頭を下げながらこのフレーズを繰り出せば、「次の機会には考えようかな」などと相手の心を動かせるもの。


☆あやからせて頂きたい・・・お祝いの席用ほめ言葉の定番。たとえば、○周年パーティーなら「ご繁栄にあやからせて頂きたい」、受賞祝いなら「ご栄誉にあやからせて頂きたい」というように使える。あなたと同じように繁栄したいなどと伝えることが、祝福の言葉にもほめ言葉にもなる。


☆私淑しておりました・・・本を出版したり、講演をするような有名人に使うとよいほめ言葉。「私淑する」は中国の古典『孟子』に由来し、意味は著作などを通じて尊敬し、手本として仰ぐこと。一般の人相手に使うのはやや大げさだが、大家、ベテラン、重鎮などと呼ばれる人には、喜んでもらえる言葉。


☆頭が下がる思いです・・・相手の努力をほめるフレーズ。親しい間柄なら「よく頑張ったね」と言えばいいが、目上やあまり知らない相手には「頭が下がる思いです」と言いたい。相手の努力への敬意や感心、さらに「私にはとても真似ができない」という思いを伝えられる。


☆○○さんともあろう人が・・・相手の力量を認めていることを表して、失敗した人を慰め、激励するフレーズ。たとえば、相手が弱気な言葉を吐いたとき、「何を言っているんですか、○○さんともあろう人が」と言えば、相手を励ますことができる。クルマをこすって傷つけたような場合でも、「運転の名手の○○さんともあろう人が」と言えば、相手を慰められる。


☆願ってもないお話です・・・相手の提案をほめる形で、「イエス」の意思を伝える言葉。単に「承知しました」と答えるより、大きな喜びを伝えられるとともに、相手を持ち上げることもできる。トップクラスの営業マンには、相手の無理な注文にも、引き受けた後の苦労をおくびにも出さず、明るく「願ってもないお話です」と答える人が多いものだ。


☆ご存じのとおり・・・相手の知識の広さを認める形で、自明の事柄に触れるときの定番フレーズ。こう前置きすると、聞き手の知識や教養に敬意を払っていることになる。さらに、こう言っておけば、当たり前のことを話しても、しばらくは耐えてもらうことができる。





※如何でしたか?定番中の定番ですね。

ただ、知らないのも、ありました。

「ご高名は・・・」について、全く知りませんでした。「お噂は・・・」と、していました。

確かに、噂は、悪い方に取る方も居ますね。気をつけてまいります。



Posted by makishing at 03:32│Comments(2)
この記事へのコメント
「私淑しておりました」は難しい表現ですね。知りませんでした。
#変換はしてくれましたが。(笑)

いくらほめても相手に伝わらなければ意味がありませんね。
使い分けも大事ですね。
Posted by Hiroshi Iwamatsu at 2011年04月12日 05:02
Hiroshi Iwamatsu様

訪問、ありがとうございます。‘私淑’の変換は、携帯電話も、してくれましたよ。

ほめても相手に伝わらなければ、全く意味がないのは、同感です。

また、お会いしましょうね。このブログの訪問も、お気軽にお越し下さい。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2011年04月12日 06:07
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