2012年02月29日
“ニッポンとニホン”は、どちらが正しい?!
今日は、息子が学校から借りてきた本『目からうろこ 小学生の大疑問』(講談社編、梅沢庄亮企画室構成)より《「ニッポン」と「ニホン」‥‥どっちが正しい?》を紹介致します。
昭和9年、文部省に設置されていた臨時国語調査会は、「日本」の国名の読み方を「ニッポン」に統一しようと決めた。ただ、国全体としてはどっちにしようと決めなかったし、国際的に宣言もしなかった。そして、今も、そのままになっているのだ。
〔日本という国はどうしてつけられた?〕
607年のことだ。聖徳太子は、そのころ中国を統一して急速に国力をのばしていた、隋という国に使い(遣隋使)を派遣した。その時の使いだった小野妹子が持参した国書(国が正式に出した手紙)に、自分たちの国を「日がのぼるもとの国(日のもと=日本)より」とした。これが、国名としての「日本」がつかわれた最初。だが、どう読むかは、決まっていなかったのだ。
〔いろいろときいてみた!〕
政党のうち、かつての日本社会党(今は社会民主党)は「ニッポン」だった。日本共産党は「ニホン」だ。
「ガンバレ・ニッポン・キャンペーン」という運動をやっている日本オリンピック委員会は、団体の正式な読み方は「ニホン」だ。
NHKアナウンス室にきくと、「国名のときはニッポン、それ以外に『日本』が使われている場合は、ニッポンかニホンかのトラの巻を見る。」という。NHKは「日本放送協会」というのが、正式の名称で、「ニッポン」と読んでいる。
国名の読み方が2つあるというのは、世界広しと言えども日本だけだ。でも、二通りの読み方があって、どちらでもいいというのは、考えようによっては、いかに日本人がおおらかということで、いいんじゃないか。
※私たちの国・・・物心ついたら、二通りの呼び方がある中で、生きてきました。
これって、とてつもなく不思議なことだったんですね。
そういえば幼少期に“日本橋”を『ニホンバシ』か『ニッポンバシ』かで、父に尋ねていた自分を思い出しました。
それもこれも、おおらかな証、ということで・・・今日も一日、お仕事頑張りましょう!
Posted by makishing at 06:08│Comments(6)
この記事へのコメント
牧野さま
いつもありがとうございます。
考えてみると、不思議なことですね。
この国のおおらかさ、すばらしいことだと思います。
すばらしい国に生まれ、すばらしい人生を歩めていることに改めて感謝できました。
ありがとうございました。
いつもありがとうございます。
考えてみると、不思議なことですね。
この国のおおらかさ、すばらしいことだと思います。
すばらしい国に生まれ、すばらしい人生を歩めていることに改めて感謝できました。
ありがとうございました。
Posted by 鳥井一 at 2012年02月29日 06:29
鳥井一様
訪問、ありがとうございます。
この件、本当に不思議なことなんですよね。
この国に生まれて、生きている人のおおらかさに、誇りを持っていいと思います。
ありがとうございました。
訪問、ありがとうございます。
この件、本当に不思議なことなんですよね。
この国に生まれて、生きている人のおおらかさに、誇りを持っていいと思います。
ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2012年02月29日 06:33
牧野さん、いつもありがとうございます
日本人のこの緩やかさが良さだとも思います
(逆に弱点になることも多いのでしょうが・・)
以前に本を読んで、日の丸は日本国籍の船の旗ではあるが
日本の国旗としては、明確にはどこにも記載されていない・・とありました
今から10年ほど前だったと思いますが、日本の旗として明確に
決められたと新聞で読みました
和の国で、あまりギシギシに決め付けないのが日本人の性格なのかなとも思います
日本人のこの緩やかさが良さだとも思います
(逆に弱点になることも多いのでしょうが・・)
以前に本を読んで、日の丸は日本国籍の船の旗ではあるが
日本の国旗としては、明確にはどこにも記載されていない・・とありました
今から10年ほど前だったと思いますが、日本の旗として明確に
決められたと新聞で読みました
和の国で、あまりギシギシに決め付けないのが日本人の性格なのかなとも思います
Posted by 尾上 正 at 2012年02月29日 06:46
尾上正様
訪問、ありがとうございます。
“日の丸は日本国籍の船の旗ではあるが日本の国旗としては、明確にはどこにも記載されていない”・・・知りませんでした。
日本人の性格を、素晴らしいものと感じることが出来る、今回の内容かもしれません。
ありがとうございました。
訪問、ありがとうございます。
“日の丸は日本国籍の船の旗ではあるが日本の国旗としては、明確にはどこにも記載されていない”・・・知りませんでした。
日本人の性格を、素晴らしいものと感じることが出来る、今回の内容かもしれません。
ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2012年02月29日 06:57
牧野さん
お疲れ様です。
やはり大化の改新からでしょう。
大化の改新は日本史を通じて、1・2を争う位影響力があったと
思います。それ以前のニホンは『ヤマト』あるいは『ィヤハマト』と呼ばれており、
国の体制そのものが変革したといえます。
一説では大化の改新からの体制が今も続いていると言われています。
イヤ~マト、イヤサカエ~
お疲れ様です。
やはり大化の改新からでしょう。
大化の改新は日本史を通じて、1・2を争う位影響力があったと
思います。それ以前のニホンは『ヤマト』あるいは『ィヤハマト』と呼ばれており、
国の体制そのものが変革したといえます。
一説では大化の改新からの体制が今も続いていると言われています。
イヤ~マト、イヤサカエ~
Posted by ふるかわ at 2012年03月01日 18:28
ふるかわ様
訪問、ありがとうございます。
早速、コメントを頂き、嬉しいです。大化の改新からなんですね!
それ以前の日本は『ヤマト』や『ィヤハマト』と呼ばれていたのですね!
大化の改新について、もっと深く勉強したく、なりました。
これからも、このブログを、宜しくお願い致します。
ありがとうございました。
訪問、ありがとうございます。
早速、コメントを頂き、嬉しいです。大化の改新からなんですね!
それ以前の日本は『ヤマト』や『ィヤハマト』と呼ばれていたのですね!
大化の改新について、もっと深く勉強したく、なりました。
これからも、このブログを、宜しくお願い致します。
ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2012年03月01日 18:52