2014年08月22日
バックアップのお話
今日は、兵庫県高砂市にある『パソコンのお医者さん』という会社が出しておられる定期購読紙〔ITLab.レポ〕より【バックアップのお話】を要約して紹介致します。
「あなたのパソコン高速化します!」「レジストリエラーを修復します!」インターネットのサイトを閲覧していると、このような文言がよく目につきます。バナー(広告)をクリックすると、いかにもそれらしい名前のアプリケーションソフトのダウンロードを促されます。
結論から言いますと、この手のソフトは、インストールしても何の意味もありません。もしくは、いつの間にか勝手にインストールされて悪さを仕掛けてくることもあります。この手のソフトをインストールしたことでパソコンが高速化することは、あり得ません。
パソコンを使い続けていると動作が遅くなるのは事実ですが、これは大きな誤解があります。「データを沢山保存していると遅くなる」というのは間違いです。「使用していないプログラムを削除すると軽くなる」というのも不正確です。その動作が遅くなる要因の一つは常駐ソフトが増えることにあります。
これは、ウィンドウズが起動すると同時に立ち上がってくるソフト(ウィルス対策ソフトなど)の事であり、パソコン購入後、いろいろなソフトをインストールして使っていくうちに増えていきます。
不要プログラムは削除すれば、その分軽くなりますが、消すことのできない必要な常駐プログラムもあります。
これらを解決するには、ソフトウェアで対応するのではなく、ハードウェアで対応する必要があります。具体的には、メモリ増設であり、ハードディスクのSSD化です。少し前ですと、ハードディスクの代替品のSSDは高価でしたが、最近は手頃価格になりつつあります。
『ビジネスで使うパソコンをSSDにして効率化UP!』オススメです!
※完全に誤解していました。
パソコンに関して『雑学が横行している』ということなのかも、しれません。
かかりつけのお医者さんみたいな人、必要ですね。
Posted by makishing at 06:07│Comments(0)