2015年10月16日
「プログラミングルール」
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【「プログラミングルール」】を紹介致します。
1.ルールのでき方
世の中にはたくさんのルールがあります。
道交法から、ちょっとしたマナーまで。
会社内にも、評価制度や就業規則、掃除当番なんかもルールに入るでしょうか。
どのルールにも共通するのは、ルールが存在する理由があることじゃないかと思います。
その理由の中で上位に入るのは、過去のトラブル対策じゃないかな?
お心当たりありませんか?
2.プログラミングルール
以前働いていたIT企業でもいろんなルールがありました。
システム開発現場にもプログラミングルールというのがありまして、プログラムを書くときの規則が決められていました。
プログラミングルールは、何故できたのか?
実は、私も知りません。
入社時にすでにルールがありましたが、形骸化していましたので。
実務を振りかえって推測すると、
(1) プログラミングの最低品質を担保するため
(2) 保守の効率を上げるため
ではなかったかと思います。
書くと長くなったので、ここでは(2)の保守効率についてだけ書きます。
(1)が気になる方はブログに書きましたので、良かったらこちらを。
Http://gc-llc.jimdo.com/2015/08/25/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%AC%E4%B8%8B%E6%9B%B8%E3%81%8D/
3.保守の効率を上げるため
たいていのプログラムは販売後または納品後、お客様のところで不具合が発生して、プログラムを直さなければなりません。
機能の追加や改善のために、プログラムを変更することもあります。
その時、開発者が社内にいるとは限らないのです。
定着率の低い業界でしたので、退職や異動などの理由です。
長くご利用いただいているシステムでは、開発者が定年退職していたなんてことも。
こんな場合に、プログラムの変更を容易にするため。
つまりは、他人が見ても理解できるプログラムを書くため、プログラミングルールが存在したんじゃないかと思います。
自分が過去に作ったプログラムでさえ、解読に苦労することがあるぐらいです。
人が作ったプログラムはなかなか読みたいものではありません。
4.ルールがすたれた理由
私の過去の職場では、プログラミングルールは形骸化していました。
だからかどうかわかりませんが、保守効率の問題は、私が在籍中にも何度か発生していました。
自社で作ったルールでも、ルールを作った理由を受け継がなければそんなもんです。
他社からコピーしたルールだったら、よほどの理由がないとあっという間にすたれそうです。
ルールを守ることが目的に変わってしまうんだと思います。
※『ルールは、なぜあるのか』という根本を、考えさせてくれる内容だと思います。
一度作られたルールは、なかなか無くなることは無いように思います。
そうすると今後、雪だるま式にルールが増えていくとしたら・・そんなふうに考えてしまいました。
Posted by makishing at 08:36│Comments(2)
この記事へのコメント
牧野眞一 様
いつも楽しく読ませてもらっております。
「ルール」について改めて考え直す機会になりました。ありがとうございます。
世の中には、「理不尽なルール(約束)」が多くあると思います。
それでも「ルール」として存在するという事は必要である、という事ですね。
私の持論も込みですが、
理不尽に感じるルールがある場合は、それをひっくり返す「誰もが納得出来る新しいルール」の提案が必要と感じてます。
それが出来ずに「理不尽さを愚痴る」「諦めてしまう」という事はしたくないなぁと改めて感じました。
中川覚郎
いつも楽しく読ませてもらっております。
「ルール」について改めて考え直す機会になりました。ありがとうございます。
世の中には、「理不尽なルール(約束)」が多くあると思います。
それでも「ルール」として存在するという事は必要である、という事ですね。
私の持論も込みですが、
理不尽に感じるルールがある場合は、それをひっくり返す「誰もが納得出来る新しいルール」の提案が必要と感じてます。
それが出来ずに「理不尽さを愚痴る」「諦めてしまう」という事はしたくないなぁと改めて感じました。
中川覚郎
Posted by 中川覚郎 at 2015年10月17日 00:36
中川覚郎様
訪問、ありがとうございます。
いつも、お読み頂き、ありがとうございます。
私も「ルール」について、考え直す機会になりました。
確かに「理不尽なルール(約束)」は、多くあると、私も思います。
理不尽をひっくり返す「誰もが納得出来る新しいルール」は、世の中を、より良く出来ると感じました。
ありがとうございました。
訪問、ありがとうございます。
いつも、お読み頂き、ありがとうございます。
私も「ルール」について、考え直す機会になりました。
確かに「理不尽なルール(約束)」は、多くあると、私も思います。
理不尽をひっくり返す「誰もが納得出来る新しいルール」は、世の中を、より良く出来ると感じました。
ありがとうございました。
Posted by 牧野眞ー at 2015年10月17日 06:21