2021年03月16日

名経営者が語る『人生の作法』 


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【名経営者が語る『人生の作法』】を紹介致します。

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「末は博士か大臣か」なんて言葉がありますが・・・

書いてみて、「これってある程度年配の人しか知らない言葉かも」と心配になりました。

とにもかくにも、「博士」や「大臣」と同じくらい子どもの頃に憧れた役職と言えば「社長」ではないでしょうか。

社長と言えば、きれいな身なりで、裕福で、ぜいたくな暮らしをして・・・というイメージがありませんか?

もちろん、そういう社長も大勢いらっしゃいますが、実は、そうではない社長さんも、たくさんいらっしゃいます。

今回ご紹介する本は『人生の作法』(鍵山秀三郎 著/PHP研究所 刊)です。

鍵山秀三郎さんは、カー用品チェーン「イエローハット」の創業者。

イエローハットは、現在国内店舗数が810店舗を超える、日本最大級のカー用品チェーンです。

そんな大企業の創業者である鍵山さん、きっとぜいたくな生活をしているはず・・・と思いきや、実はそんなことはない、らしいのです。

例えば、ボールペンは替え芯を使い、外出時はバスや電車を乗り継ぎ、タクシーを使うこともめったにないとか。

腕時計は十年以上前に買った7000円の物を、電池交換を繰り返して使っている、というお話も出てきます。

本書には、こんなエピソードも紹介されていました。



大雨の日、友人の車で自宅まで送ってもらっていた鍵山さん。

「あと30分で家に着く」と奥さまに電話をしていました。

家に着くと、奥さまが外で傘を持ち、鍵山さんの到着を待っていました。

ご友人が奥さまに「さすがですね」と声をかけると、奥さま曰く「濡れたら、明日着ていく背広がないからですよ」と言ったのだそうです。

これは決して鍵山さんが若く、貧乏だった頃の話ではなく、本の中でも「つい最近」のこととして紹介されていました。

鍵山さんは、「このお金を使うことに、どういう意義があるのか」を判断基準に置いているのだとか。

個人的な欲望を満たすためではなく、志高く生きている人の手助けになるようなお金の使い方を意識しているのだとか。

そして、買うなら高額でも本物を買い求め、不要なものは買わない。

これを徹底していると言います。

ここで紹介したのは、あくまでも本書『人生の作法』で紹介されている「作法」の一部です。

そんな鍵山さんは、「時間は命そのもの」と、本書の中で書いています。

時間を1分、1秒たりとも無駄に過ごすことのないよう、心がけているのだとか。

多忙を極める鍵山さんは、空いた時間に本が読めるよう、常に手元に2~3冊の本を置いているのだそうです。



(参考資料)

『人生の作法』

(鍵山秀三郎 著/PHP研究所 刊)





※素晴らしい実話です。

『お掃除道』で有名な、鍵山秀三郎さんですが、心の中まで綺麗な方でした。

何かと物欲に走ってしまう人間です。しっかり見習って、じっくり実践したいと思います。

本日も、ありがとうございました。



Posted by makishing at 07:22│Comments(0)
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