2021年03月18日

逆転の発想で閃いた収納方法


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【逆転の発想で閃いた収納方法】を紹介致します。

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【逆転の発想で閃いた収納方法】


今日は、カップヌードルのアイデアについてお伝えしたいと思います。

チキンラーメンでシェアを拡大していった日清食品は1966年に海外進出を狙いアメリカへ売り込みに行きました。

当時、チキンラーメンはビニールで包装されていて、調理するためには、どんぶり鉢に麺と具材を入れてお湯を注ぐ必要がありました。

しかし、アメリカの商談の場では適当などんぶり鉢はなく、アメリカ人のバイヤーは近くにあったカップにチキンラーメンを砕いてお湯を入れました。

安藤氏は、できあがったラーメンのカップを持ち、フォークを使って麺をすする姿を見ました。

日清食品の次なるヒット商品のアイデアを練る際に、その商談の場を思い出し、

「ビニール包装を簡易容器に変えてお湯を注いだら食べれる形状にすれば…」

「箸やどんぶり鉢のない文化圏でもインスタントラーメンを普及できるのでは…」

と考えたのです。

カップ型の容器にラーメンを入れて輸送すると、輸送中の揺れなどで麺が破損してしまう課題がありました。

これに対し、麺を円錐台形にし、カップの中間あたりで宙づり状態にするというアイデアを考えました。

※「カップヌードル 断面」などで検索して頂ければ画像が出てきます。

ところが、宙づり状態でカップに入れるにも問題が発生…。

円錐台形の麺をカップに入れようとすると、麺が傾いたり逆さになったりするのです。

この問題を解決する方法を考えるのに悩みに悩んだ安藤氏は、ある日、天井がグルっと回る夢を見て、ハッっと閃きました。

今まで麺をカップに入れるのが当たり前だと思っていたのを麺にカップをかぶせるという「逆転の発想」を思いついたのです。

これをカップヌードルの工場ラインで試したところ、麺はカップに水平に宙づり状態で固定することに成功しました。

「押してもダメなら引いてみる」という言葉のように、逆転の発想によって見事に問題を解決したこの事例は色んなヒントになるのではないかと思い、ご紹介させて頂きました。





※逆転の発想は、大事です。

一筋縄でいかない問題を、逆転の発想で考えてみたいと思います。

本日も、ありがとうございました。



Posted by makishing at 08:32│Comments(0)
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