2021年04月01日

あなたの知らない「雑談」の世界


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【あなたの知らない「雑談」の世界】を紹介致します。

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皆さんは「雑談」と聞くと、どんなイメージを持つでしょう?

「雑談」なんて、時間の無駄、不必要なおしゃべり・・・と受け止めている方もいるかもしれませんね。

でも、脳科学者の茂木健一郎さんによると、「雑談」は、AIにはできないもの。

そして、人間の脳のパフォーマンス向上、学習を進める絶好の機会なのだそうです。

茂木健一郎さんのYouTube、『人工知能にはできない脳のすごい能力』(https://www.youtube.com/watch?v=5yrCfciYjkk)の中で、お話しされていました。

雑談の特徴は「事前準備が難しいこと」。

「○○のテーマについて話しましょう」という会話に関しては、人工知能も比較的対応できるのだそうです。

ところが、野球の話から、プロ野球チームのロゴの話になり、デザインにおける黄金比の話になったりと、人間の雑談はトピックスがコロコロ変わり、しかも、相手が一人か、二人かという状況も変化していきます。

つまり、雑談とは脳の瞬発力が問われる状況で、実は極めてクリエイティヴィティに富んだ行動なのだそうです。

しかも、「雑談」では一人の人がずっと話しているよりも、「話者交代」が起こること、つまり、場にいる人たちがそれぞれ話せることの方が望ましい、楽しいと言えます。

そこまで意識して話題を振ったり、誰かが話せるように水を向けたり、その上で面白い受け答えができる人こそ、「雑談の名人」と言えるのかもしれません。

茂木さんによれば、雑談をしていると、時間の経過が早く感じたり、自分の存在を忘れたり、行為自体が報酬になったりする。

これは実は、チクセント・ミハイ博士が提唱する「フロー状態」に近い、と言います。

また、それぞれ違う価値観や情報を持った人が集まって会話をすることで、それぞれの脳がある意味、ネットワークでつながったような状態になります。

さらに、各々の脳はまた別の関係性の中にいるため、そちらのネットワークとも、間接的につながることになる、と茂木さんは言います。

また、茂木さんによると、何らかの目的を持った会話をするより、「雑談」をする方が、話した人の間に深い絆が生まれやすい、と言います。

確かに、無駄な話をたくさんした学生時代の友人は、利害関係がなくても長く友だちでい続けたりしますよね。

たかが「雑談」、されど「雑談」。

雑談は人間に興味深い影響を与える。

そして人工知能には、まだ「人間らしい」雑談をするのは難しい、のだそうです。





※雑談力は、注目されています。

お笑い芸人さんの世界でも、ずっと売れ続けている人に共通しているのは〖MC力とアドリブ力〗と、思っています。

雑談力に長けている人は、話材の種類も多く、一緒に居て、楽しいです。

この能力を、ドンドン磨いていきます。



Posted by makishing at 09:52│Comments(0)
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