2021年10月04日

『田中さん』日本米穀司の総帥か


今日は〈日本の苗字おもしろ事典〉(著者:丹羽基二氏、発行所:株式会社明治書院)の『第1章日本のポピュラーな苗字群像』から【『田中さん』日本米穀司の総帥か】を紹介致します。

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田中さんほど、日本の顔そのものの姓はない。

「それは何故?」
「田のつく姓は、百人の中で約二十人から十四、五人。東京を中心とすると、約十六・七人というところ。これは、日本の文化が、田を中心として発達していたためだ。お米づくりの努力が、タンボの開発と軌を一にしていたから。いま、日本の耕地は全土の十四・五パーセント。この割合も、田の姓の数と一致している。島田さん、山田さん、田代さん、田村さん・・・などの田のつく姓は、それらの生き証人なのだ。

その中で、もっとも中心的に活躍したのが田中さん!
この田中さんは、田の中にガンバって、朝、起きるとすぐ、田を耕し、夜、寝るまで仕事を休めない。はじめは、村の寝屋に帰ったが、のちには田の中に小屋をつくって、寝屋にも戻らない。そこで〈田中のおやじ〉の名ができた。その小屋を田舎(でんしゃ)と言ったが、現在、田舎をイナカと呼んでいるのはその名残である。

そんなわけで、田中さんは田づくりの名人であり、日本米穀司の総帥である。
いまも田中の地名は全国に約三千はあり、人口は約百五十万ほどある。

この田中が大きくなると村をつくり、中村の名称になった。だから、これも同族である。内田・神田・岡田・田口・田辺・・・などの仲間を召集したら田族は、源平藤橘など、とうてい及ぶところではない」





※このシリーズ、素晴らしい歴史を教えてくださいます。

田のつく、多くの苗字がある中、中心だったのが田中さんなのですね。

苗字って、奥が深くて意味があって、それでいて不思議です。

これからも、この本を、楽しく読ませて頂きます。



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