2021年12月01日

全く異なる事業から転用されたヒット商品 


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【全く異なる事業から転用されたヒット商品】を紹介致します。

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【全く異なる事業から転用されたヒット商品】


花王と言えば多くのヒット商品を開発してきた企業です。

その中の1つに大ヒット商品の「クイックルワイパー」があります。

構造は、とてもシンプルですので、知的財産を学ぶセミナー等でもよく取り上げられます。

このクイックルワイパーですが、実は、オムツを転用して考案された掃除用品であることをご存知でしょうか?

1992年頃、同社は、掃除用品について新商品の企画を考えていました。

当時の日本の住宅と言えば、畳みからフローリングへの移行が流行していた頃です。

フローリングは、畳やカーペットに比べて、髪の毛等の埃が目立ちますので、こまめな掃除が必要です。

そこで、花王は「立ったままでも『簡単』に掃除できる新しい方法」というコンセプトで、新商品の開発を行いました。

当時の開発担当者が着目したのは、「カーペットに付いた髪の毛や埃は、なぜ、なかなか取れないのか」ということでした。

この着目点から導き出だされたのは、「カーペットで掃除すれば、反対に埃がくっつくのでは」という"逆転の発想"でした。

そこで登場したのが、オムツです。

花王と言えば、「メリーズ」などをはじめとするサニタリー商品も多数販売しています。

このサニタリー商品の素材は不織布です。

不織布は、読んで字の如く、「織らない布状のもの」を意味します。

不織布は、高密度に繊維が絡み合い高い吸水性と肌触りの良さ、軽量性が特徴の材料です。

そこで、同社は、最初に、カメラの三脚の脚にスポンジを付け、そのスポンジに不織布を巻いて埃が取れるかどうか実験しました。

その結果、みごとに埃を吸着し、白い不織布は真っ黒になりました。

掃除の中でも、床の雑巾がけは特に腰痛の人や妊娠中の女性、高齢者にとってつらいものです。

軽くて、ほこりや髪の毛などを簡単に取れるクイックルワイパーは、発売と同時に消費者の心をつかみ、大ヒット商品になりました。


<クイックルワイパーの商品サイト>
https://www.kao.co.jp/quickle/lineup/wiper/


掃除用品とオムツなどのサニタリー商品の事業は全く異なるものです。

しかしながら、ちょっとしたきっかけを元に、同商品のように、他の事業からの転用品がヒット商品となる可能性があると思い、本日のテーマとさせて頂きました。





※このような事例は、とても参考になり、勉強になります。

クイックルワイパーは、普段のお掃除で、大変お世話になっていますが、オムツを転用したとは、知りませんでした。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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