2022年11月14日

学ぶ力を磨くための「第一歩」


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【学ぶ力を磨くための「第一歩」】を紹介致します。

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何かを学ぶ、と聞くと、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか。

机に向かって、ノートとペンを持って勉強するイメージ? かもしれません。

今回ご紹介する本は、「学び」に関する一冊です。

『人生が面白くなる学びのわざ』(齋藤 孝 著/NHK出版 刊)

著者の齋藤孝さんは、教育学や身体論、コミュニケーション技法などを専門としている明治大学の教授。

『声に出して読みたい日本語』(草思社)などの著作で知られると同時に、テレビ出演も多く、ご存知の方も多いかもしれませんね。

齋藤さんに言わせると、「教育」を考える上では、「教える」ことだけではなく「学ぶ」ことも考える必要がある、といいます。

確かに、学ぶ力が育っていなければ、いくら素晴らしい講義をしても意味がない。

齋藤さんは、知識や情報が膨大になり、目まぐるしく入れ替わる現代社会だからこそ、自ら学び、発見できる状況判断力を磨くことが非常に大切である、といいます。

地理の時間に、昔の地図と、いまの地図を見比べる授業があったとしましょう。

その時に、「どこが同じで、どこが違うか」を自ら探し、考察できる人。

こういう人は「学ぶ力」があると言えます。

一方で「で、昔と今は何が違うんですか」といった質問をする人を、齋藤さんは「座して待つ姿勢」といいます。

さらに、これからの時代は「座して待つものは死す」と断言するのです。

では、どうしたら「学ぶ力」が身につくか。

その第一歩は「まねる」こと。「学ぶ」の語源は「まね」であるという説もあるくらい、学ぶこととまねることは密接な関係にあります。

私たちは、日本語を話し、日本の習慣の中で日々生活を送っています。

では、これは生まれつき身に付けていた習慣・習性と言えるのか・・・と言えば、決してそうではないでしょう。

周りの人、両親や大人たち、言葉を覚え、社会通念を身に付けてきた。

そうやって、社会性を身に付けてきたわけです。

つまり、学ぶことの第一歩は「まねる」こと。

先人たちがやってきたことや、取り組んだこと、今も伝わる知恵や知識を知って、まねてみること。

その上で、自分なりの工夫をしてみたり、繰り返し鍛錬してみること。

そうすることで、学びは深まっていくのです。

読書はまさに、先人たち、あるいはその道のプロたちが「やってきたこと」や「気付いたこと」を教えてくれるテキスト。

その内容をまずはまねしてみて、自分なりに工夫を加えて、吟味する。

そういう繰り返しが深い学びになり、あなたの人生をより良くしていくはずです。

もし「学んでいること」があったら、ぜひ教えてくださいね。



(参考資料)
『人生が面白くなる学びのわざ』(齋藤 孝 著/NHK出版 刊)





※学びについてでした。

『学ぶ』は『まねぶ』とも言い、真似る事を重要視しています。

そして『考える』のが、不可欠になりますね。考える事をじっくりすると、見えてくるモノがあります。

本日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。



Posted by makishing at 08:59│Comments(0)
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