2022年12月20日

回転寿司『ファミレス化 出店加速』


今日は、読売新聞12月19日(月)政治・経済欄より【回転寿司『ファミレス化 出店加速』】を紹介致します。

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回転ずしは1958年、大阪府に本社を置く『廻る 元禄寿司』が回転式のレーンにすしを載せて提供したのが起源とされる。元禄寿司の創業者が、ビール工場のベルトコンベヤーを見て思いついたという。

元禄寿司が取得した回転レーンの特許が切れると、70年代後半に一気に参入が増えた。かっぱ寿司が2貫1皿100円の薄利多売の事業モデルを確立し、『回転ずし=1皿100円』のイメージが広がった。

当初は個人客を狙った駅前小型店が中心だったが、90年代後半からはサイドメニューの充実とボックス席による『ファミレス化』が進み、郊外で大型店の大量出店が加速した。2000年以降は機械化が一段と進む。大手各社で注文用のタッチパネルが導入され、05年頃には注文した商品を客席に直接届ける『高速レーン』が登場した。

現在では、業界5位の『魚べい』などでフルオーダーシステムと呼ばれる『回らないすし』が登場している。

もっとも、目の前のレーンから好きな皿を選ぶ楽しさを大切にしたいとの考え方も強い。

「桃太郎の桃は川から流れてくるから魅力的なんだ。だから、おばあさんは桃を手に取った」

くら寿司の田中邦彦社長は、昔話の桃太郎を引き合いに、社内研修で『回転の大切さ』を熱弁するという。

回転ずし評論家の米川伸生氏は「安さを売りにする時代から、体験価値を含めた満足度をいかに上げるかに知恵を絞る時代に入った」と指摘する。





※上記は、物流費の高騰や円安により、回転ずしが“値上げか死守か”が問われている記事の一部になります。

廻る寿司が、どのような経緯で、いつ生まれたのか知らなかったので、勉強になりました。

くら寿司社長の、桃太郎の話は、かなり説得力があると思いました。



Posted by makishing at 06:42│Comments(0)
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