2009年03月31日

“修理”ビジネスの人気


衣服・靴・宝飾品のリフォームにかけるビジネスの紹介です。


古い洋服・靴・宝飾品を、もう一度着たり、履いたり使おうと言う動き、職人の技と斬新なアイデアで、洋服・靴・宝飾品が生まれ変わるそうです。

コートは、修理で2万円。買った値段の何分の一で出来る。
サイズ変更やほつれ直しといったお決まりサービスに加え、流行に合わせてデザインを変えるなど、別の服のように生まれ変わらせる人も増えている。節約志向からリフォームへの抵抗感が薄れてきている。最近は、一歩踏み込んだデザインに変えている。例えば、肩パッド入りのスーツのパッドを外したり、大きな襟を簡素な形に変えたりして、服を有効活用する人が多い。若い人は、ミリ単位で仕上がりサイズを指定するなど、自分のこだわりに合わせて利用している。多少お金がかかっても使い捨ては嫌だと言う客が増えた。
靴の修理は、ベテラン社員が靴の底を張り替えて、新品同様にする。靴底交換だけでなく、色のはげた革を染め直す“カラーリング”も増えた。傷を隠す為に、元と同じ色に染める人が大半だったが、最近は、白い靴を黒くしたりとか、別の色に変えてしまう人が、2月は、4割程伸びたらしい。
宝飾品では、宝石を取り外して新しいものに作り替えるサービスが登場している。1万5千円程度で、親のお下がりの古びたデザインの指輪からダイヤを外してペンダントにするといったサービスが人気で利用客は、前年比3割増と言う。



※景気悪化の中での修理ビジネスが、今後より注目されます。



Posted by makishing at 03:39│Comments(8)
この記事へのコメント
「節約志向」や「もったいない発想」が定着してきました
誰にも思い出のモノや大切にしたいものはありますから・・・

ちょっと古いイメージが新しい雰囲気に生まれ変わります
リフォームビジネスは時代が求めていたのでしょうネ・・・
Posted by 進藤幸男 at 2009年03月31日 08:07
進藤幸男様

訪問、ありがとうございます。「節約志向」「もったいない発想」は、本来人間には備わっているものと思います。こういう状況下に置かれて初めて、我々は足元を見つめ出したのだと、感じています。

思い出のモノや大切にしたいモノとして、過去の写真(アルバム)がありますね。先日、ナカバヤシと言う会社の事をテレビでやっていて、社長さんの素晴らしい考え方に感銘を受けました。
古いモノを大切にし、懐かしみながら、後世に継承していく事は、必要ですね。
リフォームビジネスを、これからも注目してまいります。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年03月31日 08:52
私はかなり早くから古い着物(母の形見)をリフォームして、洋服にしています。結構金額は嵩むのですが(購入したほうが安いかもです)、母の形見をたんすの肥やしにするより、常に身に着けることで、母に見守られているようで、安心です。
Posted by 杉山 久美子 at 2009年03月31日 09:01
杉山久美子様

訪問、ありがとうございます。お母様の形見をリフォームして、洋服にしているのですね。それは素敵な事です。それは、お金の域を超えています。確かに、たんすの肥やしになっていても意味が無いですし、お母様に見守られているほうが、絶対良いですからね。

昔、所ジョージさんの建築リフォーム番組「ビフォアアフター」を観ていた時、思い出の沢山詰まった柱・梁を、そのままリフォームに使っていて、依頼者が感激していたのを思い出しました。

私自身も、母方の祖父が愛用していた腕時計を、壊れる迄使っていました。

色々な事、思い出して感謝です。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年03月31日 09:25
お世話になります。

先日気に入っている革靴を修理して頂きました。
丁寧に作られたものなら修理しながら20年は履けると言って居られました。とても嬉しく思いました。

やはりここ数か月修理の依頼が増えているそうです。
どんな靴でも修理出来るそうですが、作りの雑なものは急場凌ぎにしかならないそうです。そのことより、修理の方が何より悲しいと言って居られたのが、そういった靴を履いている方の多くが外反母趾や腰痛などの健康被害を抱えていることだそうです。

目先の安さに囚われず、良いものを長く大切に使う、は節約、健康等々良いことづくめですね。子供にも良い手本になると思います。

有り難うございました。
Posted by 徳永 光之 at 2009年03月31日 09:49
なるほどいろいろ参考になる話ですね。

5年前、駅なかビジネスを事業展開している会社から新規事業について相談

があった時、今後流行るだろうなと思っていたのが、修理ビジネスやメンテナ

ンスを必要とするビジネスでした。

「職人の技と斬新なアイデアで、洋服・靴・宝飾品が生まれ変わる」というのは

リメイクビジネスであり、興味がそそられますね。
Posted by 北島 俊彦 at 2009年03月31日 10:29
徳永光之様

訪問、ありがとうございます。

革靴の修理をなさったのですね。丁寧に作られたもの以前に、丁寧に使用されているから、20年は履けると言ってくれたのだと思います。嬉しい事ですね。

安かろう、悪かろうの循環は、いけませんからね。

“良いものを長く大切に使う”当たり前の事なんですけどね。

なかなか出来ないのも、これ又人間ですね。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年03月31日 11:03
北島俊彦様

訪問、ありがとうございます。

駅なかビジネスの会社さんとも御付き合いがあるのですね。

修理・メンテナンスビジネスに着目されている点は、さすがだと思います。

どのようなビジネスでも、突き抜けているか、特化しているか、が勝負の分かれ目ですね。

「もったいないシリーズ」は、もう1回御用意させて頂いております。

ご期待下さい。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年03月31日 11:17
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