2021年01月31日

化粧品業界の今昔


今日は、読売新聞1月23日(土)一面〖編集手帳〗より【化粧品業界の今昔】(文章よりテーマ決め)を紹介致します。

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化粧品業界にはCMソングが売り上げを左右した時代があった。カネボウの営業マンをしていた方から聞いた話を思い出す。

社員で居酒屋に集まってテレビの歌番組を見守った。資生堂を相手に、自社のCMソングがランキングで上に来たものなら快哉を叫んだ。カネボウ側から見ると、じつは売上高が倍もちがう資生堂と対等に勝負する印象を世間に与える効果があったらしい。

それほどの化粧品業界のガリバー、資生堂に北風の吹くニュースが流れた。ヘアケアブランド「TSUBAKI」を含む日用品事業を売却するという。

売却額は1500億円規模を見込む。訪日外国人客の需要減はもちろんのこと、マスク着用の影響でファンデーションや口紅が売れず、業績が悪化したためだという。築き上げたものを涙ながらに壊し、当座の資金繰りに追われる企業は多い。コロナ禍は大企業や中小の別なく、経済を容赦なく痛めつけている。

資生堂の過去のCMソングに、宇崎竜童さんが力強く歌った「サクセス」がある。

♪まわり道だと笑うだろうか
ここまで来たら・・・。

耐えて、しのいで、雇用を守ってほしい。





※化粧品業界にも、この猛威は収まるところを知りません。

『大企業や中小の別なく、経済を容赦なく痛めつけている』という悲惨な言葉が、昔話として笑い飛ばせ、語れるような未来が早く来るよう、努めていきます。

知らなかったのが、カネボウ側から見た資生堂の売上は、倍も違うのですね。



Posted by makishing at 08:20│Comments(0)
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