2021年04月20日
『スター・ウォーズ』から「禅」を知る
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【『スター・ウォーズ』から「禅」を知る】を紹介致します。
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「禅」と聞くと、皆さんはどんなことをイメージするでしょう?
お寺で座禅を組むとか、仏教の一宗派だよね?とか、アップルの創業者である、スティーブ・ジョブズも心酔していたらしい、とか。
でも、ひょっとすると少し「取っつきにくそう」とか「座禅とか、難しそう」と思っている方もいるかもしれませんね。
今回ご紹介する本は、禅宗の一派である、曹洞宗徳雄山建功寺の住職である、枡野俊明さんが書かれた『スター・ウォーズ 禅の教え』(枡野俊明 著/KADOKAWA 刊)です。
枡野さんは、禅の教えから世界的なSFの超大作である『スター・ウォーズ』を見てみると、「禅」と『スター・ウォーズ』には共通する点がたくさんある、と言います。
この本では、仏さまの教えを基に、禅僧たちが会得した心の状態を言葉として表現した「禅語」を、『スター・ウォーズ』のシーンと重ねて紹介しています。
まずは「和顔愛語(わげんあいご)」。
柔らかな微笑みとともに、慈しみの心から発せられた言葉は、目の前の相手も、そして自分の心さえも、心地良く、明るくしていく、という意味の言葉です。
この言葉が、どんなシーンと結び付けて紹介されているかは、実際に本を読んでみてのお楽しみにしましょう。
でも、優しい微笑みと慈しみを持って言葉を発することによって、相手だけではなく、自分をも心穏やかにする、ということは、皆さんも経験があるのでは・・・?と思います。
「そういう状態にいられないから、大変なんじゃないか!!」という声も、聞こえてきそうですね。
でも、本当にそうでしょうか?
次の言葉は、こちら。
「一以貫之」(いちをもってこれをつらぬく)。
色々な人が、良かれと思って、あなたにアドバイスをすることもあるでしょう。
自分の外側にある情報に振り回されて、右往左往することもあるかもしれません。
でも、本当に大切なことは、どこにあるのでしょうか。
それは、あなたの心の中、自分が正しいと思うこと、そこにしかない、と禅の教えは説くのです。
「私の道は、ただひとつのことで貫かれている」
こう思って生きていくことは、とても尊いことである。
それが、この禅語の意味するところだと本書では解説されています。
禅語の「露(ろ)」。
自分が本当に思うこと、心から感じることを表現する。
そういう経験をすると、ふしぎなことに、自分が本当は何がしたいのか、本当の願いは何か、が見えてくることもあります。
こうした本当の自分の声に気付くと、人は自ずと、慈しみ深く、優しい雰囲気になっていきます。
一見無関係に見える「禅」と『スター・ウォーズ』の世界。
実は、共通点があった・・・という、今日の本の内容でした。
他にも、禅語とともに『スター・ウォーズ』の名シーンを紹介しているこの本。
『スター・ウォーズ』が好きな方には、ぜひおススメしたいです!
(参考資料)
『スター・ウォーズ 禅の教え』(枡野俊明 著/KADOKAWA 刊)
※如何でしたでしょうか?!
あの名画のワンシーンと、禅の言葉が共通しているなんて、素敵ですね。
Posted by makishing at 09:24│Comments(0)