2022年02月20日
季節のおすすめ『たら』
今日は、株式会社ダイエー発行の冊子〔ダイドコロ1〕(2022年1月1日発行)より【季節のおすすめ『たら』】を紹介致します。
〔★緊急!コロナウィルス対策、業績向上支援無料個別相談、実施中(詳しくは、2/4/28のブログにてご確認ください)★〕
お鍋の材料に欠かせない「たら」は、まさに冬を代表する白身魚。あっさりとした上品な味わいの身はもちろん、その白子も大変美味です。
〈淡泊ながらも、うま味たっぷり。寒さが厳しくなる12~3月が旬です〉
雪の降る頃においしくなることから、漢字では魚へんに雪と書いて「鱈」。一般的に「たら」といえば「真だら」のことで、その名のとおり、雪のように白く美しい身の色と上品な旨味が特徴の魚です。
日本では15世紀頃から食べられており、室町時代の文献には「初雪魚」の名で登場する「たら」。その美しい名前とはうらはらに大変な大食漢で、大きな口を開けて何でもたくさん食べるので、昔から「大口魚」とも呼ばれていました。お腹いっぱい食べるという意味の「たらふく(鱈腹)」、度を越えている様子を指す「やたら(矢鱈)」、大きく膨らんだお腹の「太腹」などは、そんな食欲旺盛な「たら」にちなんで生まれた言葉だとも言われています。
▼選び方
切り身の場合は、皮が黒く、身が透明感のあるピンク色で、ハリのあるものがおすすめ。肉質が柔らかく身割れしやすいので、取り扱いに気をつけましょう。
▼栄養
魚の中ではカロリーや脂肪が少なく、良質なたんぱく質を含みます。また、消化がよく胃腸にやさしい食材です。
▼料理
あっさりとした淡泊な味わいで、みそやしょうゆ、トマトソースなどとよく合います。油やバター、チーズとも相性がよく、焼き物、蒸し物、鍋物、シチュー、グラタン、味噌漬けホイル焼き、フライなど、和・洋・中のさまざまな料理に向いている魚です。濃いめの味付けでいただくのもおいしいですが、調味料を控えめにしてその繊細なおいしさを楽しむのもおすすめです。
※鱈について、学習しました。
「たらふく」が“鱈腹”で、「やたら」が“矢鱈”であるというのは、今の今まで全く知りませんでした。
よく使う、なじみの言葉が鱈から来ていたとは、衝撃です。
本日も、ありがとうございました。
Posted by makishing at 06:33│Comments(0)