2009年08月31日

“宅配便、初の減少!”



7/4、日経新聞からです(一部要約)。

国土交通省がまとめた2008年度、宅配便の取り扱い個数は、32億1166万個となり、前年度より2080個(0.6%)減った。

1984年度に統計を取り始めて以来、減少は初めて。景気低迷で法人の利用が落ち込んだ。バブル崩壊後も成長が続いてきた宅配便市場は曲がり角を迎えた可能性がある。

業者別にみると、最大手のヤマト運輸の「宅急便」は前年度比0.3%減の12億3053万個、佐川急便の「飛脚宅配便」は1.1%増の10億6110万個、日本通運などの「ペリカン便」は2.5%減の3億2786万個だった。大手と比べると中下位の宅配便業者の減少幅は更に大きかった。

宅配便は70年代に始まり、バブル崩壊後も年率5%前後のペースで伸びた。相次ぐ新サービスの開発やインターネット通販の普及が成長を後押しした。統計開始時からみると現在は8倍強になった。

減少に転じたのは「世界的な景気低迷で法人からの荷物の減少が著しい」(国交省)ためだ。「貨物の小口化という宅配便への追い風は続いているが、昨年度は景気低迷のダメージが、あまりにも大きかった」と大和総研、一柳創アナリストは分析する。

ヤマトホールディングスは、企業との連携を深め、顧客を掘り起こそうとしている。電機メーカーからの委託で消費者から壊れたデジカメを回収し、3日間で修理し届ける。衣料品店から通販業務を請け負うサービスも始めた。佐川急便は、配達員の研修を充実し、現場の営業力を強化している。



※読んでみて、改めて書いてみて思った事は『バブル崩壊後も年率5%で伸びていた驚き』『この時期も2位の佐川急便は伸びている』『ここに来てなお、貨物の小口化の追い風がある』の3点でした。

見出しの深刻さと、中身の内容、他の業界に比べれば、微増成長産業と、私は観ましたが、皆様は如何お感じですか?



この記事へのコメント
お世話になります。

宅配サービス、確かにインターネットの普及で身近になりました。

荷物を受け取るだけでなくネットオークションを楽しむにあたっては発送する側としてお世話になっております。

個人との取引が増えたことで一気にサービスの質が向上したとみていますが、そんな草の根レベルからの努力と、B to Bでの攻めの戦略をバランス良く続けておられるからこそこのご時世でも成長出来るのでしょうね。

荷物の小口化を追い風と変えられる発想の柔軟さと、企画、実行力、すばらしいと思います。

有難うございました。
Posted by 徳永 光之 at 2009年08月31日 14:20
徳永光之様

訪問、ありがとうございます。

どのような、景気(状況)でも、ひとつが廃れても、その代わりの産業が、ムクムクと成長していく訳ですね。

これは、 ビジネスだけの狭い世界だけではありません。

どのような場合でも適応する事が実証されていますね。我々が参加(運営)している勉強会や交流会もそうです。

相手の欲しいモノを見極めて、差し出す事を、単純明快に出来ているか、振り返ってみましょう。

これは、普段意識しておりますが、私自身に問いかけております。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年08月31日 19:08
おはようございます。

32億個・・・数量の大きさといい、日ごろみなれたものなのですが

改めて読ませていただいて、感心いたします。

とも参考になる投稿と、そして、気付きの多いコメントを拝見いたしました。

感謝いたします。
Posted by 一ノ坪英二 at 2009年09月01日 05:27
一ノ坪英二様

訪問、ありがとうございます。おはようございます。

「数量の大きさ」「日ごろみなれたもの」こうしたモノや事象を、いかに違った視点で観てみるかは、とても大切な事だと、思っております。

皆様の、沢山の素晴らしいコメントに、ひとつずつ知識を積み重ねていける幸せを、感じております。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年09月01日 06:22
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