2011年07月04日

老舗お茶メーカーの秘密

今日は、ある日のテレビ情報番組より「老舗のお茶メーカーの秘密に迫る、老舗の玉露茶匠の秘技」を、御紹介致します。





1790年創業の福寿園、福井正憲氏が社長を務めている


「お茶を飲みましょう」から、世の中始まる


覆い下栽培で、摘み取られてから直ぐ出荷する


宇治玉露茶の良質の茶葉を集めて、旨みやコクを作るのが、ブレンド茶


新芽の大きさの手で触って、感じていて、50種類ブレンドする事もある


お茶ソムリエがアンケートを取りながら、20種類から3種類を選び出し、要望に応えてくれる


300人以上がオリジナルブレンド茶を作って、結婚式の引き出物にしたりするのは「お茶は、嗜好品で必需品じゃないから、お手伝いする」という姿勢の表れ


ペットボトル入りのお茶を作りたい、と言ってきたメーカーがいた


無声呼人と言う言葉『本物を作っていたら、人は集まってくれる』


福寿園は、それを思い出して、やりだした


練り火をやりながら、ペットボトルでの本物の味を出す方法で、納得いく味を出した


2004年、創業者の名前を入れて発売し、大ヒットした


伝統の技術を守って努力し、新しいものも取り入れるのは「ブランドは消耗品で、どんどん価値を付けて育てていく」のが、わかっているから


数年前9月に、京都に本店ビルを建てた


そのビルで、本格フレンチにお茶(抹茶)の香りを出した


外国人にもお茶を触れてもらい、親しんでもらう


食事の後のお茶を濃くする事によって、コーヒーの代わりにもなる


夢は、宇宙でお茶を飲んでもらう事





※如何でしたか?お茶といっても、奥が深いですね。

毎日、どこかで出して頂いて、飲ませて頂くお茶に、感謝の念をもって、喉の渇きを癒やされたいと、思います。



Posted by makishing at 01:38│Comments(2)
この記事へのコメント
お茶は・・・「東洋の心」とまで賞される日本の茶文化です。
その原点は京都にあります。
京都の茶の歴史は、1207年京都高山寺に播かれた一粒の種子により始まった

当初は僧侶や貴族の間で珍重して飲まれ、また薬としても使われていました。
この貴族階級がさかんに行った茶の湯が、千利休を中心とする茶道となり
ワビ・サビの精神文化へと昇華していきます。

茶道はさらに一期一会といった倫理をも含むようになり
「日本の心」として世界に誇れる茶文化が生まれます。
また、桂離宮などの茶室や茶器といった芸術的文化をも生み出しました。

先日、JR森之宮駅前・・・ラポール・サロンのセミナーで聞きました。
Posted by 進藤幸男 at 2011年07月04日 08:12
進藤幸男様

訪問、ありがとうございます。お茶は「東洋の心」とまで、賞されているのですね。

京都の茶の歴史について御教示頂き、誠にありがとうございます。

薬としても使われていたり、ワビ・サビの精神文化へと昇華したり、一期一会の倫理感まで出てくるのは、やはり奥が深いと思います。

茶室や茶器の芸術的側面からも、魅力は外せないと思います。

これからも、いろいろ御教示下さい。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2011年07月04日 10:17
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