2015年12月21日

「存在しない」は証明できない?


今日は、今年に入ってから、一緒に仕事の協力をして頂いている、須藤翔平さんが書いておられる『気まぐれコラム』より【「存在しない」は証明できない?】を紹介致します。





クリスマスシーズンになると、多くの家庭でサンタクロースが現れます。  子供達の笑顔を見るためにおもちゃ屋を巡り、かわいいプレゼント包装を施して枕元にそっと添える…。 そんな現代のサンタクロースたちは、一般に「親」とも呼ばれていますね。   ところが、大人の世界でこそ先述のような周知がありますが、子供たちの世界では違います。 子供たちは枕元のプレゼントを見て、「これはサンタさんがくれたんだ!」と目を輝かせています。 子供たちはいわゆる「サンタクロース」の存在を信じていて、彼らが自分たちにプレゼントをくれたのだと疑いません。    さて、そんな子供たちの「サンタはいる!」という言葉を、大人たちは否定することができるでしょうか?  つまり、「サンタはいない」ということを子供たちに説明することができるのでしょうか? ……実は、それはとても不可能に近いのです。  もしも子供たちと大人たちの間で、「サンタは存在するのか」という議論が行われた場合、大人たちはとても不利な
のです。  なぜなら、子供たちが「サンタがいる」ということを証明するためにはサンタクロースを実際に連れてくればいいが、大人たちが「サンタはいない」ということを証明するためには、サンタが存在しないという証拠を提示しなければならないからです。 これが、とても難しい。  世の中のありとあらゆるものを徹底的に調べ上げ、世界中のどこにもサンタクロースが存在しないということを証明するのは現実的にほぼ不可能。 そのため、子供たちの「サンタはいる」という主張を否定することができないのですね。    このように、「あるものが存在しないということを証明することは現実的に不可能である」という事柄のことを、新約聖書にてサタン(悪魔)がキリストを試したという逸話になぞらえて悪魔の証明と言います。  ただしもちろん、子供たちがサンタクロースの存在を証明できない限りは、同様に大人たちの「存在しない」という主張も否定できません。  もしも子供たちとこのような論争になったときは、子供が本物
のサンタクロースを連れてこない限り、「いるかもしれないなあ」という大人の対応をしておきましょう。  大人たちはどうしても子供には勝てないのです。


執筆者  須藤翔平





※世間は、クリスマス真っ盛りです。

街には綺麗なイルミネーションが光り輝き、クリスマスパーティーがあちこちで開催されています。

サンタクロースがいるかいないかは、はっきりさせないほうがいいかもしれませんね。子供たちの夢は、壊さないでおきましょう。

ところで、大人たちにとってのサンタクロースって、なんだろう・・・この文章を書きながらフッと思いました。

私の勝手解釈ですが、それは『とてつもない好影響を与えてくれる、素晴らしい人との出逢い』なのかなと、感じています。

須藤翔平さん、今回も文章ご提供、ありがとうございました。



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