2016年05月31日

涙の話


今日は、コンタクトレンズ屋さんに置いてあった冊子より『涙の話』を紹介致します。





◆涙の流れ

「涙はどこからきて、どこへいく?」


上まぶたの外側あたりが『主涙腺』という涙の生産工場。ここから出てきた涙は、目の表面を一様に潤したあと約10%は蒸発し、残って古くなった涙は目の内側にある小さな穴『涙点』へ。そこから目と鼻をつなぐ『涙小管』から『鼻涙管』という涙の配水管を通り、『鼻腔』へ流れます。



「まばたきのポンプが、涙を運ぶ。」


まばたきは、いわば涙のポンプ。まばたきをする度に、目の表面に一定量の涙が送り込まれます。乾きそうになると、また、パチリ。私たちは、1分間に約20〜30回程まばたきを繰り返して、目の表面をリフレッシュさせています。



◆涙のはたらき

「かよわい目を守る涙のベール。」


涙は、目が正常なはたらきをするために欠かせないもの。キズつきやすく、かよわい目を外界のバイ菌や異物から守ります。また、角膜へ酸素や栄養分を届けるのも涙の役目。この他にも「ものを見る」という目のはたらきをさまざまな点から支えています。



◆涙の膜構造

「涙の膜は不思議なサンドイッチ構造」


涙の膜は、目の表面から『油層』、『水/ムチン層』、『膜型ムチン』という構造になっています。このうち98%が『水/ムチン層』ですが、この『水/ムチン層』をちょうどサンドイッチのパンのように『油層』と『膜型ムチン』がはさんでいます。

涙はわずか1000分の7ミリの薄い膜。この中で『油層』はコップに油を一滴たらした時のように薄い膜を張って涙の蒸発を防ぐ役目を、また『膜型ムチン』は涙が流れ落ちないように目の表面に粘着する糊の役目を果たしています。



◆涙が減ると・・・

「涙が減ると、目は危険な状態に。」


私たちの目は、まぶたを開けたままにしたり、涙が減ったりすると角膜の上に『ドライスポット』という乾燥した部分が現れます。普通はこうなる前に、まばたきをして目の表面を潤していますが、涙の質や量が低下したり、必要以上に蒸発するとまばたきをしてもドライスポットは残ったままに。やがて、最も痛みに敏感でキズつきやすい角膜が露出し、乾燥することで剥がれ落ちて角膜上皮の障害が発生します。





※涙のこと、知らないことだらけでした。

目にとって、かけがえないパートナーだったんですね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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