2023年12月15日
キャンプ市場にも参入したワークマン
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【キャンプ市場にも参入したワークマン】を紹介致します。
【キャンプ市場にも参入したワークマン】
作業服大手からアパレル市場に参入し、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長してきたワークマン。
ワークマンは2022年になり、作業用品や衣料品の機能を活かしてキャンプギアに参入しました。
参入とともに発表されたキャンプギアはテント、タープ、シュラフ、ローチェアなどの複数の商品です。
中でも注目されたのが、4900円という破格の価格なのに高品質な「BASICドームテント1人用」という商品です。
このテントは、ワークマンの公式アンバサダーの声を反映して開発されました。
アンバサダーは3名で、それぞれキャンプ用品で使いたいカラーや機能について意見を出しました。
特別な機能よりも基本機能を充実させることを望んだアンバサダーの要望に応えて、フライシート(外張り)やフロアシートの耐水圧性能を高めたり、ベンチレーション(風の吹き出し口)の数を増やしたりしました。
また、カラーバリエーションも6色と豊富にし、個性的なデザインも採用することにしました。
例えば、キャノピー(ひさし部分)に赤/白のストライプ模様を施した赤色テントがあるのですが、これは、アンバサダーの一人が提案したものです。
また、安全性の基準を満たしていることを認証するSGマークを取得することで、消費者に安心感を与えることを考えました。
SGマーク取得に向けた対応は開発を難しくすることになったのですが、レインウェアや防水バッグに使われている技術やノウハウを用いて解決することが出来ました。
また、生地の強度と軽さのバランスを考えたり、コーティングの厚さや縫製方法を見直したりしました。
さらに大量生産や機能の流用でコストを抑えることもでき、2022年2月の春夏新製品発表会で商品を発表しました。
<BASICドームテント 1人用>
https://workman.jp/shop/g/g2300066004058/
販売方法は原則的にワークマン公式オンラインストアで注文して店舗で受け取る形です。
オンラインのみ販売としたのは、店舗に在庫を置いておける余裕がないためです。
また、本商品はSNSで発信する以外とくに目立った販促はしていませんが、アンバサダーや一部のユーザーが自発的にレビューを投稿し、口コミで広がっています。
ワークマンは「声のする方に、進化する」という方針のもと、キャンプギア市場に新風を吹き込んだのではないでしょうか。
※ワークマンの素晴らしい取り組みです。
『声のする方に、進化する』のを地でやると、このような好結果を生み出すのですね。
Posted by makishing at 10:52│Comments(0)