2024年01月19日

あぶない話


今日は、松下幸之助さんの“幸之助語録”第24弾です。





《あぶない話》


「どんなえらい人でも、3度に1度は失敗したほうが身のためになりそうである。そしてその失敗を、謙虚さに生まれ変わらせたほうが、人間が伸びる。失敗の連続もかなわないが、成功の連続もあぶない話である」



失敗するより成功したほうがよいのは当たり前の話だ。しかし3回のうち3回とも成功したら、これはちょっと危険である。自信が生まれ「俺にまかせておけ」となったら謙虚さがなくなって他人の意見も耳に入らない。これは大変危険である。

自信は必要だが、絶対のものではない。一応のもの、仮のものということを忘れなければ、いつも謙虚さが失われないし、人の意見も素直に聞ける。だが、人間はなかなかそうはいかない。ちょっとの成功にも絶対の自信を持ちたがる。

だから、3度に1度は失敗するくらいのほうが良い。





※成功してばかりより、失敗して、それを肥やしにするほうが、いいのですね。

失敗して、落ち込んでしまっている人に、エールになりますね。

ありがとうございました。



Posted by makishing at 12:21│Comments(0)
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