2009年05月07日

‘昔話で’経済政策を勉強



ある新聞で、今の日本経済が‘昔話調’で、面白おかしく書いてあり、興味をそそりましたので、紹介(要約して引用)致します。




むかしむかし、ある所に小さな国がありました。資源には恵まれなかったが、勤勉な国民の力で世界有数の経済大国になりました。


しかし、経済運営でちょっとした失敗をし、10年以上も不景気が続きました。経済を預かる官庁(オオクラとかザイムとか、名称は、はっきりしない)と、お金を発行する機関(ニチギンというらしい)が失敗を続けたから、と言う考古学者もいます。


長い停滞の後、少し景気が良くなりました。ニチギンの人は、出回るお金の量を減らそうとしました(金融引き締めと言われた)。物価が下がるデフレのさなかでしたが、中央銀行の人は、デフレよりも別の事を恐れていたようです。政府は反対しなかったようです。「ケイザイツウ」と呼ばれた大臣が賛成したからだそうです。


金融引き締め企画をした人は、ひょんな事からニチギンの総裁になりました。「ケイザイツウさん」は、閣僚ポストを3つも掛け持ちする程になりました。


この国の景気は悪くなりました。「ケイザイツウさん」は、この不景気が海の外からやって来たと言いました。‘サブプライム’と言う、よく解らない言葉だけが残っています。


しかし、この大臣は最初『ハチに刺されたようなもの』で、大した事は無いと言っていましたが途中から『最大、最悪の経済危機』と言い換えました。その間に、景気は益々悪くなっていきました。


わずかばかりのお金を国民に配る事も『このお金は3年後には返してもらうからね』と念を押す始末です。


この2人と国民がその後どうなったか・・・何しろ、かなり昔の話ですから・・・。





※如何でしたでしょうか?中学生位になら、わかる内容になっていると、思います。日本の事を、上手く風刺出来ていますね。



Posted by makishing at 06:29│Comments(2)
この記事へのコメント
お世話になります。

文末、これからのことを昔のことのようにぼかしているのは、これから我々の身に起こることも過去の歴史にヒントがあるという暗示でしょうか。

権力者が保身に溺れ政治が腐敗するさまは、朝廷や幕府の末期の姿に通じます。
歴史を紐解けば次代のヒーロー像=自分の目指すべき姿が見えて来るかもしれません。

最近、女性の間で戦国武将がブームだそうです。「歴女」と呼ぶのだとか。

時代が、変革を、強い個性を求めているのですね。

少し的外れだったかもしれませんが、なにか、そんなことに思いを馳せた興味深い記事でした。

明日も宜しくお願い致します。

有難うございました。
Posted by 徳永 光之 at 2009年05月07日 21:32
徳永光之様

訪問、ありがとうございます。

深い話、ありがとうございます。

まさか、こんなに深い事になるとは、思っておりませんでした。

自分の目指すべき姿を、これから模索していきます。

戦国武将が若い女性間でブームと、聞いた事あります。

変化は、時代には常に付いて回るのですね。

勉強になりました。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年05月07日 22:27
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