2009年11月09日

高速道路の渋滞の先頭は?



今日は、『モヤモヤすること』(副題:どうでもいいかもしれないけど、ちょっと気になる疑問を徹底調査!)からです(要約と一部削除)。




『高速道路の渋滞の先頭は、どうなってるの?』


まず、気になる渋滞の原因をリサーチ。これには、大きく分けて「交通集中渋滞」と「突発渋滞」の2つがあるそう。「ここが渋滞の先頭だな」と発生した原因を確認しやすいのは、事故や故障した車、トラックなどの落し物、工事などが原因となって発生する「突発渋滞」のほう。一方の「交通集中渋滞」は、渋滞の先頭に後続車をせき止める明確な原因がなくても発生するんです。


そもそも「交通集中渋滞」は、渋滞が起きやすい場所を通行する車の台数が増えることで発生します。では、渋滞が起きやすい場所とは何か、ということ。それは主に、上り坂や、下り坂から上り坂に変わる部分、車線が減少する地点、合流する地点、トンネル入り口、インターチェンジ付近、本線料金所等が挙げられます。でも、これらの場所ではなぜ渋滞が自然発生してしまうのでしょうか?


たとえば上り坂で渋滞が発生するのは、車そのものの性能が原因。上り坂に車がさしかかると、平地で走っているときよりもどうしても速度が落ちてしまいます。また、通行する車の台数が多い状態で、一台の車の速度が落ちると、後ろの車はブレーキをかけて前の車との安全な車間距離をキープ。するとその次の車もブレーキをかけて・・・と、これがくりかえし起きると、後ろにいけばいくほど速度が落ち、渋滞が発生しやすくなってしまうのです。


また、トンネルの入り口での渋滞は、ドライバーの心理に関係しています。明るい路上から周囲が暗いトンネル内に進入するとドライバーは圧迫感を感じ、思わずブレーキを踏んでしまいがち。一台の車の速度が落ちるだけでも渋滞に繋がるのは、上り坂付近と同じメカニズムです。


車線が減少する地点、合流する地点、インターチェンジ付近などでは多くの車が活発に車線変更をするため、やはり安全な車間距離を保とうと速度を落とすことから渋滞が起こりやすくなっています。


このように「交通集中渋滞」の場合、先頭には目視できる明確な渋滞の原因がありません。ちなみに中央道の渋滞の中で起こる事故原因の86%が、「わき見・前方付注視」によるものです(NEXCO中日本調べ)。




※「なるほど」と言う感じでしょうか?冷静に考えたら、解る事ですかね?昔、漫才のネタで使われているのを思い出しました。「渋滞の先頭は、どうなっているのかな〜?」などとキョロキョロせず、常に安全運転を心がけて下さいね。
  


Posted by makishing at 06:35Comments(8)