2015年02月07日

数学なんてどこで使うの?


今日は、学習塾を経営している方からの生徒に向けておくったメッセージを紹介致します。





【数学なんてどこで使うの?】



「国語は日本語だから大事だと思うけど、数学なんていったいどこで使うのかわかりません。だから、数学にはやる気が起きないんだと思います。」
と、学生が日誌に書いてきた。


確かに、私も、社会に出て、関数を日常生活で使ったかというと、そんな経験はないなぁ。


数学は、二つの要素で、構成されている。
それは、論理力と計算力だ。

論理って、なんだろう?
それは、与えられた条件を整理しながら正解にたどり着く方法なんだ。
正解にたどり着く途中で、必要なのが、正確な計算力。

この与えられた条件を整理しながら正解にたどり着くのは、人生でも同じなんだ。

キミの今いる環境と、友達のいる環境は違う。
それぞれの与えられた環境という条件の中で、与えられた資源(言葉、時間、心)を駆使して、いかに素敵な人生を構築していくか、 それが、キミが生きるということの本質だ。
この推進力となるのが、論理力なんだ。

この論理力を勉強して身に着けておかないと、人生で何かあった時に、好き嫌いという人間の感情だけで判断しかねない。
もちろん、感情で判断して正解ということもあるけど、より自分が納得した選択するには、論理力、物事の解決への道筋をしっかりと学んでおくことが一番なんだ。

その思考の軸である論理力を学ぶのに、最適な学問が、数学なんだ。

だから、関数なんてどこで使うの? 三平方の定理なんて私に関係ない!と思うのも無理はないけど、見えない部分、キミの考え方の軸になるものだから、手を抜くことなく、楽しんでやることだよ。

数学が得意になるには、計算力が土台になるんだ。
計算力が弱い人は、百ます計算からやり直すといいね。
そして、毎日数学を勉強する前、5分から10分は簡単な計算問題を高速でやる。
すると、頭の回転のエンジンがかかって、勉強が高速で進むのだ。


さぁ、今日も人生最高の一日になるように、笑顏を絶やすことなく、目の前の人を喜ばせられるように、一笑懸命、熱く熱く熱く生き切ることにしよう。





※皆様、如何でしたでしょうか?!

冒頭の質問・疑問を、学生の頃に思ったりしませんでしたか?!

私は、なるほどと思いました。

数学の場合は『論理力と計算力』なんですね!だったら絶対に必要ですよね。
  


Posted by makishing at 07:38Comments(0)