2009年09月12日

『紙に誓う』



本日は、8月5日の日経新聞の広告に『紙に誓う』と言うテーマで、製紙メーカー5社の宣伝が載っていました。そこに書いてあったメッセージ(一部削除、表現変更)が良かったので、御紹介致します。




なぜ、人は強い想いを成し遂げようする時、言葉を紙に書き記すのでしょうか。スポーツで言えば必勝祈願、お勉強で言えば目標の達成、年の初めの書き初めしかり、恋愛成就を願う七夕の短柵、親の夢や希望が詰まってる命名書などなど。


見渡せば私達の暮らしの中で、紙は所信表明をする大切な場としても存在しています。想像力を働かせて下さい。誓いをパソコンに打ち込む。画面上に現れる美しい文字。でも紙に手書きで記されたものと比べると、目標とそれを達成しようとする意志や努力や情熱の強さに違いがあるように、見えて来ませんか。


毎日使う紙は紀元前に発明されて、以来、連綿と人の気持ちを伝えてきました。その歴史の長さと、人や社会との関係の深さが表現力の違いとなり、現れるのではないでしょうか。


小さな紙ではありますが、大きな夢をのせられるのが紙なのです。この頃ではインターネットをはじめ、コンピューターゲームなどデジタルな環境がまわりを囲んでいます。


eメールに象徴されるようにペーパーレスと言う言葉も聞こえてきます。それでも、紙には心に勇気を与えてくれる力があるのです。




※よくよく考えると、覚悟を決めて紙に書く時、書いた文字は“手書き”ですよね。「小さな紙が大きな夢をのせられる」とても、素晴らしい言葉ですよね。
  


Posted by makishing at 05:44Comments(12)