2012年09月19日
タバコはなぜ20本入り?!
今日は、『モヤモヤすること』(副題:どうでもいいかもしれないけど、ちょっと気になる疑問を徹底調査)からです(一部要約、削除)。
『たばこは、なぜ20本入りなの?』
成人の嗜好品のひとつであるたばこ。現在、市販されている多くのたばこは1箱20本入りですが、なぜこの数になったのか?
JTに聞いてみると「たばこの本数には規格があるわけではないので、必ず20本ということではなく、メーカーや銘柄によって数はまちまちになっています。しかし、20本入りが多いのは事実です」とのこと。
ではなぜ、20本入りが多いのか、たばこの歴史をたどり『たばこと塩の博物館』に問い合わせたところ「紙巻たばこは19世紀後半から欧米で本格的に作られるようになり、急速に普及していきました。幕末から明治にかけての日本にも紙巻たばこは輸入され、ハイカラな風俗のシンボルとして日本人の興味を引き、日本国内でもシガレット作りに挑戦する人々が登場し、新しい産業へと育っていきました」。
そもそも、紙巻たばこは欧米が先進国であり、日本は影響を受け、たばこ1箱あたりの本数も欧米を見習ったものでは、ということで、詳しく調べると、20本という数はフランスに起源があるようです。
JTによると「フランスは、1864年に紙巻たばこの統一規格を定め、長さ7.4センチ、包装本数20本というもの。これが現代の紙巻たばこ規格の基になったのかもしれません」とのこと。
現在の紙巻たばこのサイズは長さ85〜100ミリメートル、円周は25ミリメートルが一般的。この長さや太さにも明確な理由はなく、たばこを作る側と愛煙家側の経験の積み重ねにより、現状のサイズになっているとか。そして、サイズにも規定はないそうです。
ちなみに、そのパッケージにもいろいろなスタイルがあり、ソフトパックとハードパックの2種類で、同じ銘柄でも両方のパッケージで販売されているのもあります。
これについてJTは「同じなのに複数のパッケージがある理由は、ポケットに入れる人、バッグにしまう人といった多様なニーズに応えるためです」とのこと。
※如何でしょうか!?
私は、煙草は吸いませんが、吸っている人にとっては「そうだったのか!」と、思ってくれたと思います。
掲載するにあたり、煙草の歴史から、いろいろと勉強になりました。
Posted by makishing at
08:14
│Comments(2)