2009年10月19日

人を喜ばせる〔その3〕



ある本からの抜粋(要約)です。



☆即座に相手の名前をいえる人とは?




電話をかけてきて、こちらが「もしもし」と出た途端に、「あ、山崎さんですね」と私の名前をいう人がいる。すぐに自分の声を認めてくれた事に対して、気分の悪い筈がない。


声を覚えてくれているのは、親しみを持って接してくれている証拠、当然こちらも相手に親しみを覚える。会合や道端で思いがけなく出会った時も同様で、挨拶の後で真っ先に相手の名前を呼んでみる。相手が誰であるか直ぐわかるのは、相手に対してかなりの関心を抱いているから。


自分は相手を覚えているのに、相手は自分を覚えていない、がっかりした経験は誰にもある。人の名前を覚えて、その名前を言ってから話しかけるのは、相手に自分を認めてもらい、自分の名前を覚えてもらう、第一歩である。


名前で呼ぶ事は、その人個人の尊厳を尊重する事である。肩書きだけで呼ぶのは、その人が手に入れた地位と努力に対して敬意を表する事だ。名前で呼んで初めて、親しさの発展を願う気持ちが表明された事になる。


機会のあるごとに、相手の名前を出来るだけ頻繁に呼ぶ。それを繰り返す事によって、自分の「思い」が通じるようになる。自分の事を認めてくれる人を「良い人」だと思わない人は、いない。





※人間関係の距離を近づける、最も簡単な方法が‘これ’だと、私は勝手に思っております。もし、相手の名前が直ぐ思いだせなかったら、自分の名前を名乗って、会話に入ってしまうと、会話の中で思い出す、ヒントになるでしょう。
  


Posted by makishing at 06:06Comments(8)