2010年03月29日

《クロネコヤマト》の歴史

ある日の情報番組からです。

クロネコヤマトは、宅配業界ナンバーワン。ヤマト運輸(ヤマトホールディングス)小倉康嗣社長(三代目)が、その時のゲスト。創業大正8年。オイルショックで大ピンチの時、二代目が小口便だけを便利にすると宣言。荷物は手紙より遅くても当たり前の時代に翌日配達や重い荷物の集荷をする大胆発想。営業部を廃止し、ドライバーがセールスドライバーをし、お客さんとの会話を忘れない。時間を守る。一日300万個。

世の中の不便な部分を見つけて直ぐに便利にする努力と創意工夫。ゴルフ宅急便、クール宅急便、スキー宅急便が代表格で、スキー宅急便は、初年度で25万個の実績。ネコ窓、二段ステップ、助手席のフラット等、車にも工夫が。最新の輸送方法はリヤカー導入。最新道路交通法も関係無し。

一番の障害は役所だった。全国展開に15年かかった。地元の運送業者を守る為に、なかなか免許を出さなかった。メール便は80円。普通郵便は120円。手間が変わらずお客様だけが増え、儲かる。


お客様を見て便利な開発がある場合、誰とでも戦うDNAがある。




※初めて何かを実践する人、出来る人、尊敬します。私達の生活を便利にしてくれた会社に、敬意を払います。
  


Posted by makishing at 06:29Comments(7)