2009年12月15日

“大志を抱け”



今日は、『ハッピーになろうよ。あなたを励ます「いい言葉」』という本からです。



札幌農学校(現:北海道大学)初代教頭のウィリアム・S・クラーク博士(1826〜1886年)が、日本を離れる際に残した有名な言葉があります。


“Boys, be ambitious.”(青年よ、大志を抱け)


有名な言葉ですね。でも、続きがあるのは、あまり知られていないかもしれません。


言い伝えによると・・・クラーク博士は、教え子ひとりひとりに力いっぱい握手すると、“Boys,be ambitious.”と叫び、さらに言葉を続けました。


その全文は、次の言葉です。




『青年よ、大志をもて。
それは、金銭や我欲のためにではなく、
また人呼んで名声という空しいもののためであってはならない。
人間として当然そなえていなければならぬ
あらゆることを成しとげるために大志をもて。』




そして、ひらりと馬にまたがり、まだ雪の残る泥道を蹴って、林の中へ走り去りました。(おお、まるで映画のワンシーンみたい・・・)


このクラーク博士の言葉を明治時代の札幌農学校の青年たちは、目を輝かせて聞いたのです。


教え子の中には、のちの日本を背負って立つ青年が大勢いました。のちに国際連盟事務局次長となる、新渡戸稲造もそうです。


ちなみに新渡戸稲造は、ご存じのように名著『武士道』を著し、日本の素晴らしい武士道精神を諸外国に伝えた人ですね。


クラーク博士の残した“Boys, be ambitious.”は、札幌農学校のモットーとなり、日本の青年に限りない夢と希望の原動力を与えてきました。


“Boys, be ambitious.”


彼が青年たちに望んだ「大志」は、小さな自己の殻を打ち破るほどの志でした。


“Boys, be ambitious.”
少年よ、大志を抱け!
青年よ、大志を抱け!
おじさんになっても、大志を抱け!


いくつになっても、いつでも、大志を抱け!





※夢を捨てずに、夢を夢で終わらせないように、したいですね!



Posted by makishing at 05:51│Comments(6)
この記事へのコメント
おじさんになっても、大志を抱け!

いくつになっても、いつでも、大志を抱け!


いいですねー ほんとに

虹を見て何も感じなくなったら、心は老人になっていると聞いたことがありますが、いつまでも感動する心・夢を持ちにくい時代だからこそ、大きな「志」を持っていたいですね
Posted by 尾上 正 at 2009年12月15日 06:35
心はいつも青春で、野心ではなく大志を抱いて生きていきます。

「人間として当然そなえていなければならぬあらゆること」って何だろうと考え

て、しっかり意識することが大切ですね。

我利・我欲ではなく、真我に目覚め、大志を抱けるようにしっかりやっていきま

す。

有難うございます。
Posted by 北島 俊彦 at 2009年12月15日 10:32
尾上正様

訪問、ありがとうございます。

『いくつになっても、いつでも、大志を抱け!』が、素敵ですよね。

“虹を見て何も感じなくなったら、心は老人になっている”これは、名言ですよね!

いつまで経っても、感性だけは、若者で、いきます。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年12月15日 13:16
北島俊彦様

訪問、ありがとうございます。深い話を、ありがとうございます。『心はいつも青春で、野心ではなく大志を抱いて生きていく』・・・とっても深いです。

「人間として当然そなえていなければならぬあらゆること」って、何だろうと考えた事、あまり無いので、この年末年始に独りの時間が出来たら、じっくり考えてみます。

『真我に目覚め、大志を抱けるようにしっかりやる』

“真実一路”は真我に目覚める事出来るよう、精進致します。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年12月15日 13:23
お世話になります。

大志…

最近見失いかけていました。

じっくり見つめ直して見ます。

有り難うございました。
Posted by 徳永 光之 at 2009年12月15日 17:22
徳永光之様

訪問、ありがとうございます。

大志・・・見失いかけていましたか。

あまり、気持ちを張り詰めない為に・・・普段お世話になっている徳永光之様に

今日の詩を、御贈り致します。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年12月16日 04:32
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