2010年04月26日
『朝礼の意義』
本日は、あるメルマガから“素晴らしい朝礼”を体験した人の話です(一部削除、表現変更)。
皆さんは、朝礼と言ったら、どんなイメージを持ちますか?
経営理念や経営方針を唱和したり、営業数字の進捗状況の報告等、朝から気合いを入れるものでした。
たまに、司会者が本日の一言なんてことで、一分間スピーチなどに挑戦する事もありましたが、いずれにしろ緊張感が張り詰めるものでした。
ところが、この会社の朝礼は180度違いました。
一言で言えば、みんなリラックスしているのです。
最初にクレド(信条)と呼ばれるものが唱和され、その後、司会者が「本日の感謝」と言って、「私は○○に感謝です。」と言って話し始めます。
それから、順番に会長、社長も含め全スタッフが、昨日から今朝にかけて、あった感謝の出来事を話し出すのです。
この日の朝礼の時間は約1時間、場合によっては、それ以上になる日も、あるそうです。
読者の中には「朝礼は無駄だ!」とか「朝礼の意義はわかるけど、そんなに時間をかけるのは勿体ない。」という方も多いと思います。
実は私も体験するまでは、そうでした。
しかし、話をするスタッフ全員の明るい声、生き生きとした表情、話を聴くスタッフの笑い声を聞いていると、なんて素晴らしい朝礼なんだと思いました。
「朝礼の意義とは何か?」私は、こう考えます。
朝礼とは、社員同士がコミュニケーションを図り、それにより、それら一人一人が今日も精一杯頑張ろうと鼓舞する場ではないかと。
どんなに上司が朝から気合いを入れても、その部下がやる気になるとは限りません。むしろ、プレッシャーや自信喪失などで、やる気が落ちる場合が多いのではないかと思います。
それよりむしろ、この会社のやり方は、一見効率が悪いように見えますが、実はスタッフのモチベーションが上がりやすく、より効果が高いのではないかと思いました。
朝礼のあるべき姿が見えたような感じがしています。
※このような、朝礼の話は、はじめてでした。この会社の朝礼、私も受けたくなりました。皆様は、如何ですか?
Posted by makishing at 06:57│Comments(2)
この記事へのコメント
朝礼の意義とは・・・なかなか奥深いテーマですね。
あるシーンではトップダウン式、あるシーンではボトムアップ式、またある時は・・・と考えると本当にキリがないですね。
「今日も精一杯頑張ろうと鼓舞する場」
一見、明快な解答のようで実はそうでもなかったり・・・。確かに「鼓舞する場」ではあるのでしょうが、太鼓の拍子が合ってないと「舞は踊れないよ」と言う人が出る。
トップに立つ人間と部下との関係が「その人間味に惚れる間柄」を築けるような(気付けるような)朝礼が、私にとっては一番良い「朝礼」だと思います。
そのひとつの方法が「感謝」なのでしょうね。
あるシーンではトップダウン式、あるシーンではボトムアップ式、またある時は・・・と考えると本当にキリがないですね。
「今日も精一杯頑張ろうと鼓舞する場」
一見、明快な解答のようで実はそうでもなかったり・・・。確かに「鼓舞する場」ではあるのでしょうが、太鼓の拍子が合ってないと「舞は踊れないよ」と言う人が出る。
トップに立つ人間と部下との関係が「その人間味に惚れる間柄」を築けるような(気付けるような)朝礼が、私にとっては一番良い「朝礼」だと思います。
そのひとつの方法が「感謝」なのでしょうね。
Posted by 田中勝範 at 2010年04月26日 20:50
田中勝範様
訪問、ありがとうございます。奥深いテーマですよね。
朝礼の考え方、簡単に見えて難しいですよね。
“トップに立つ人間と部下との関係が「その人間味に惚れる間柄」を築けるような朝礼”覚えておきます。
ありがとうございました。
訪問、ありがとうございます。奥深いテーマですよね。
朝礼の考え方、簡単に見えて難しいですよね。
“トップに立つ人間と部下との関係が「その人間味に惚れる間柄」を築けるような朝礼”覚えておきます。
ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2010年04月27日 07:11