2011年05月06日

『出来ないと言う前に・・・』




今日は、会社の社内勉強用に頂いた書籍「トヨタウェイのルーツ」から、紹介致します。




☆出来ないと言う前にまずやってみろ。豊田佐吉




周到な実務家を自認し、環境変化に対しまずは試行(暫定版)を実施する。いたずらに「議論」に時間を空費したり、「戦略」と言う言葉を振りかざし、軽率に賭けに出たりすることはしない。




◎解説



大正10(1921)年、豊田紡織で勤務を開始した喜一郎は、佐吉から実地第一主義を徹底的に教え込まれた。

佐吉は、可能、不可能を学問や知識だけで決めつけることを、何よりも嫌っていた。喜一郎が、議論のための議論をする技術者を嫌うようになったのも、佐吉の教えによるところも大きい。

喜一郎は、父佐吉について非常に感心した事として「父とあることについて議論して私の方が勝った。その時とにかくやって見よといわれたのでやむを得ずやって見たら、私の予想を裏切って良い成績を示したことがあり、これからもう議論を先にすることをやめた」と記述している。





※『机上の空論』とは、よく言ったものですね。

現場(実地)第一主義は、私も、こだわっています。

『現場を直視せずに、問題解決は、有り得ない』『問題点は、現場に落ちている』・・・今も、この先も、変わらない気持ちに間違いなかったのを、今回の「トヨタウェイ」で、強く感じました。



Posted by makishing at 06:09│Comments(5)
この記事へのコメント
私の今の時期の仕事は「新入社員研修」です
ここ数年、強く感じることがあるのです

それは「行動する前に言い訳を考えている」・・・
まずはやってみることの重要性を強く説明しています。
「ゆちり教育」の影響なのかもしれません
Posted by 進藤幸男 at 2011年05月06日 07:30
私の今の時期の仕事は「新入社員研修」です
ここ数年、強く感じることがあるのです

それは「行動する前に言い訳を考えている」・・・
まずはやってみることの重要性を強く説明しています。
「ゆちり教育」の影響なのかもしれません
Posted by 進藤幸男 at 2011年05月06日 07:31
進藤幸男様

訪問、ありがとうございます。

「行動する前に言い訳を考えている」・・・そのような人、昔から居たと思います。

「まず、やってみることの重要性」・・・大切です。

ゆとり教育は、いろいろな物議を、かもしました。

能動的で前向きな人が、一人でも多く増えることを、願って止みません。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2011年05月06日 07:51
小さな会社に勤務しています。役所の仕事で儲けてきたから、オーナー社長は、金に困らず裸の王様です。営業会社なのに現場の声を無視しております。これでは営業マンは動きません。
現場の声を聞き、経営のかじとりをしないと小さい会社はすぐに業績悪化です。
Posted by 榊原智 at 2011年05月06日 21:47
榊原智様

訪問、ありがとうございます。おはようございます。

こうしたブログのような公的な場所で、会社の誹謗をするのは、あまり良くないかも、しれません。

出来ない理由を見つける労力を、別のエネルギーに変えて、前向きに進んでいきたいと思います。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2011年05月07日 08:32
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