2012年03月17日

たかがハンガー・・・されどハンガー!

今日は、ある日のテレビ情報番組で“ハンガー”について、それに命をかける会社を紹介されていましたので、お読み下さい。





見せるハンガーで、生き残りを図る



ゲストは中田工芸社長、中田孝一さん



「たかがハンガー、されどハンガー」



一般のハンガーと、人が着ているのに近い状態で、違いがある



匠の技で、ハンガーを作り、全てが手作業



ひとつひとつ丁寧に作り上げられ、テーラー、ファッション業界、旅館・ホテルの業務用となる



中でもファッション業界は、割合が高く、服のイメージや店のイメージを大切にする



ブランドイメージ(服のイメージ)を、より大切にする



イメージが固まれば、工場に持っていき、制作をしたサンプルで交渉にいく



高い技術力と培われたノウハウが、強み



見える部分の顔といい、ここがブランドイメージとなる



色の風合いを何回もやり直しして、仕上げのイメージを頭に叩き込む



木製だからこそ、小さい要求にも、職人技で応える



創業は昭和21年で、木のハンガーを売り歩いたら、飛ぶように売れた



しかし、プラスチックの大量生産の波に押された



その頃、丸棒ハンガーをオーダーメイドで作るのを、挑戦した



シンプルだけど目を引くデザインの丸棒ハンガーは、飛ぶようにヒットした



今、採用する企業は1000以上にのぼる



最初は、職人も無理なデザインだと、嫌がっていた



職人さんを東京旅行へ連れて行き、繁華街のショップの店で使われているハンガーを見学したら、職人さんの心に火がついた



先代(創業者)は、ウチの営業マンはハンガーだ、と言っていた



思い出の服を守る為(シワを作らない)、ハンガーを買う消費者も出てきた



ブライダル業界に向けて、結婚式の引き出物にも、ネーム入りにした



個人のニーズにも、今後しっかりと応えていきたい



モノを大切にする為に、絞り込んだハンガーを買ってもらいたい



先代からは、洋服と幸福をかけるハンガーを作れと、言われていた






※如何でしたでしょうか。

私は、この番組を観たとき、度肝を抜かれた感じがしました。

私は完全に「たかがハンガー」と、舐めてかかっていました。ハンガーに関して、全くの無頓着でした。

しかし、180度間違っていることに、気づきました。

『幸福をかけるハンガー』に、心を突き動かされました。



Posted by makishing at 07:16│Comments(2)
この記事へのコメント
牧野さま

いつもありがとうございます。

幸福と洋服をかけるハンガー、すごいです。

土台の強さを感じます。

技や働く人たち、そこから生まれる製品に自信があるからブランディングできるんですね。

勉強になります。

ありがとうございました。
Posted by 鳥井一 at 2012年03月19日 14:27
鳥井一様

訪問、ありがとうございます。

『幸福と洋服をかけるハンガー』言い回しも、最高ですね。

土台の強さは、半端なく強い感じがしました。

これこそ“自分ブランド構築”ですね。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2012年03月19日 17:36
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。